「そんな…っ」主の言葉に戸惑い、一瞬ここまでの疲労を与えた要因の一つである白蓮を見る。「菖蒲さん、何か?」その視線を受け流すように主に寄り添い、白蓮は菖蒲を見つめ微笑んでいた。「いえ、かしこまりました。ご主人様」朝食の頃の菖蒲ならば、白蓮を嘲笑い憤る余裕もあっただろう。しかし先程白蓮に散々イかされ、玩ばれたせいか、白蓮に対して菖蒲は僅かな恐怖を懐いていた。その為、主の命令に頭を下げ、受けた。