>>384「お好きな様にお寛ぎ下さいね」教会の扉に掛かった鍵を開け中に入り、形だけの祈りの準備をしながらも神聖さの欠片も無いこの場では相手も楽に時間を過ごせるだろうと、そう述べては普段は服で隠している首に掛けた逆十字架のペンダントを手に取り、真似事の様に祈りを捧げる形を取って。