「ただの嫌な人じゃなかったのね。女性の扱いが雑だと言った事は謝るわ」髪を撫でる彼を見上げ、甘い吐息を溢しながらこちらも彼の髪に触れ撫でる。始めて会った時は女性の扱いが雑だと思ったものだが、今の彼は寧ろ女性の扱いに慣れて見えた。