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>>104
>愛様

>笹崎
「次の休みの予定は何もないから、俺はどちらでも構わない」
紙袋を持つ青年に柔らかい微笑を浮かべる。
「待ち合わせは…そういえば同じマンションなんだよな。最寄り駅かマンションの一階フロアか、それかどこか都合の良い場所があれば」
日時や場所を決めるとなると、細かな話も必要だと悩む。
「これ、俺のアドレスとIDだから、メールでもラインでも送ってくれ」
カウンターの傍らのメモ用紙に自身のアドレスとIDを書き、青年に手渡す。

>林原

「はい、それではまたあとで」
彼の言葉に頷き、有馬が立ち去るまで店前にて見送った。
「あらぁ、デートの約束?若いわね」
有馬が立ち去ると女性店主が店前に現れ、林原をからかう。
その事に慌てて、林原は言い訳をしていた。

>>104
>グレア様

「良いのか?材旅費とか掛かるだろう。作ってくれるというのならありがたいが」
彼の作製したピアスの細工は細やかで、詳しくは知らないが専用の素材は高価なのではと思い、困惑に似た表情で言葉に悩む。