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>>128
>グレア様

「ん、合っていると思うが、一応確認しよう」
青年のスマホを眺めながら、こちらも自身のスマホに手早く登録していく。
『届いたか?』
確認の為にラインを送ると、目の前の青年のスマホが反応した。


>>129
>愛様

>笹崎
火曜日の夜。六時十分前に、笹崎はマンションの一階フロアにて壁に寄り掛かっていた。
焦茶色の革靴に紺のスラックス。白のワイシャツに紺のカジュアルなスーツ姿で待つ姿は、休日というよりは仕事帰りに間違われそうな服装だった。
だが、自身にとって私室でもワイシャツにスラックスが多く、他のジャンルの服類は殆ど持っていなかった。

>林原
「パクチーは癖がありますよね。私はミントやワサビの類いが少し苦手です」
彼の言葉に苦笑を浮かべ、こちらも苦手な物を伝える。