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>>14
>グレア様

「そこの、君。良かったらこれを。今店で買ったものだ。怪しいと思うならレシートもある」
未だ雨の降る遊歩道に足を踏入れようとする青年に、深呼吸を一つして声を掛ける。
ビニール袋から取り出して、差し出したのは白い柔らかなタオル。
「飲み物も買ったんだが、お茶とカフェオレ。どちらか飲まないか?」
白い半透明のビニール袋にはホットカフェオレと温かいお茶が透けて見えていた。

>>15
>愛様

素敵なプロフありがとうございます。
不備も見られないので、始めさせて戴こうと思います。
以下の文から乗って戴けると嬉しく思います。

>笹崎
灰色の空にアスファルトの水溜まりを跳ねる雨雫が幾つもの波紋を作る。
濃灰色のスーツを着た目付きの悪い男が、傘を差して帰路に急いでいた。
(雨は深夜だったはずだが、急いで帰るか)
男は自宅マンション近くのコンビニが見えると、不意にそちらを見た。

>林原
津々と降る雨を見上げ、雨に濡れた女性が困ったようにコンビニの外屋根の下に佇んでいた。
女性の髪は濡れ、ブラウスやスカートは僅かに透け肌に張り付く。
(傘、持ってきたら良かったな)
仕事帰りに雨に降られたのだが、自宅まではあと数分掛かる。どうしたものかと悩んでいた。