>>200「……んん、だい、じょうぶ」心配そうな顔のナモミになんとか笑いかける。抱きしめられた箇所が、じわじわと熱を持つ。熱から逃げたいのに、身体が少しも動かない。「はぁっ、ッ…、」ナモミの視線に背中がゾクゾクする。弟分にこんなの正気じゃない。断らなきゃいけないのに、気付けば頷いていて。