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>>18

(時期に慣れる、そう言われると慣れる程ここに居る事になるのだろうかと疑問に思い首を傾げる。流石にずっとこの中にいると言うのは少し嫌だなと思っていると、これは贈り物だよ、そう言われてやっと相手が持っている淡い青色の、小さな花で構成されたブーケを視界に捉えると同時に無機質な機械音声が流れて、満杯に満たされていた緑色の液体が消えていく。その事に驚き目を見開いているとガラス壁が左右に開いて暗がりの部屋が先程よりもハッキリと視界に映る。埃っぽいその空間に似つかわしくない恍惚とした笑みを浮かべ両手を広げる相手に敵意は感じられず、恐る恐ると音を立てずに今自分が居る場所から出て行く。ｿｯ…、と地面に足を付けると自分より少し高い相手を軽く見上げて)
…その、被検体と言うのは僕の事、だろうか。
(またも相手の口から放たれた被検体と言う言葉に、疑問に思えばそう問い掛けていて。警戒は解かない方が良かっただろうか、そう思うも矢張り相手からの敵意は一向に感じられず、表情は変わらないままだが戸惑い頭を悩ませていて)


>> 19

有難う御座います。分かりました