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>>226

＿サキ

ん…うん。流石に何処とは言えないけど、軍に所属はしていた。今は……今も、彼処が存在しているのかは、分からないけど…。
(軍かなんかに所属していたのかと言う相手に小さく頷いては流石に何処とは言えないが所属していたと言い、最後は負け戦でもあった戦争故に今も存在しているのかは分からず誇って良いのだろうかと思い乍も存在しているかは分からないと言い。不意に構われるのが好きかと問われると素直に好きだと答え、褒められる事も好きだが特に好きだと答えて。)
…構われるのは、好き。褒めてくれるのも好きだけど、構われるのはもっと好き。


＿クオン

そうですね、前居た所では殆どの方が自由に外に出る事を諦めていましたから。他にも亡くなってしまったり、動く事も出来ない程に機能が停止した方も、我が身可愛さに職員に話してしまう方もいましたから。今迄の方達の中に心に響いた方は居ませんね。誰にでもぼんやりとしてしまう時は有りますからね、でもそう言う方ほど他には無い魅力や秘めた力があったりしますよ。ぼんやりとする事で無意識の内に力を抑えていたり、蓄えていたりなどですね。
(記憶にある生前の施設に関する事を引っ張り出すと思い出し乍も淡々と述べ、思い返せば返す程自身の言動が心に響いた様子の人物は誰一人として存在していなくて、居ませんねと呟いて。相手に僕はこんなだからさと言われると、誰にでもぼんやりとしてしまう事はあると、他にもプラスに考えている事を述べて。)


そうですね、幾つかありまして、今の所は2つ程練っている所です。