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>>309 【　サキ　】＃ケリル

（敵意がない事を示せて伝わったのか、僅かでも警戒を解かれたような気がする雰囲気に、ホッと胸を撫で下ろし安堵する。相手と視線が交差し、健康を尋くと、やや反応が遅れるも回答は返ってくる。違和感や体調に問題は無いようで、不調はなし、と書き綴って。被検体である彼は目醒めて間もない。表には出ていなくとも、さぞ混乱してるだろう、と思えば健康を聞けたのだから、質問の機会を設け。）
そうか、違和感はないんだね。良かった、不調はないみたいで。…さぁ、君が質問する番だ。何か聞きたい事はあるかい？

【　クオン　】＃ベール

ふ、そっか。もう少し量を考えるよう、忠告を伝えておくよ。良かった。あ、そうだ、今日は一緒に食べよう。
（ネル基準の量を思えば、気を遣っているのだろうか、と僅かに小首を傾げるも忠告するよ、と口にし。提案を無下にされる事はなく、呑んでくれた相手に目元や口元を緩め。食事を摂らない自身でも、彼となら食べれるだろう、と自身用も用意しようと決め、共に食べる事を伝えて。一旦退室すれば、質素ながらでも前回気に入ってくれたおにぎりに、心做しか上機嫌で作り始め。彼のリクエストである鮭のおむすび、ツナをマヨネーズと和え白米で握り込み。ちょん、ちょんと幾つもの可愛らしい一口サイズなおむすびが出来上がり。中には俵形のも含まれ。其れを彼用と自身用とで小分けにし、おむすびが盛られた皿をお盆に乗せ、彼の元へ戻り。）
出来たよ。早速食べようか。

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わぁ、そうなんですか。嗜好が似通っているようで嬉しいです。
ヴァロですね、お気に召されたようで大変恐縮で御座います。
長くなりに付き合って頂け、とても有難いです！施設の全容を掴めれば、職員の一員として動くのもまた、面白いと思います。