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>>56

…分かった。
(見渡しているとソファへと座る様に指示されると小さく頷き、其方に向き足を進めてはソファへと腰を下ろして。座ったその場から、キッチンへと行った相手を目線で追うも直ぐに自身の手元へと目線を映し、まるで暇潰しと言う様に複雑に指を絡めたり等をして相手が戻って来るのを待っていて。黙々と独自の手遊びをしているとエディブルフラワーをふんだんに使った見た目と香りを楽しめる、見た目華やかな茶菓子を出されると絡めていた指を解いて。相手に召し上がれと言われると、1番初めに目に付いた、ステンドグラスクッキーを1枚手に取ると初めて見るのか1度光に透かしては綺麗だなと思い、満足するとパクッと、口に含み食べて。)
んっ……飴？
(サクサクとしたクッキー生地とパリッとした食感に不思議そうに首を傾げてはステンドグラス部分の事で呟いて。初めての感覚に戸惑い乍も嫌いでは無かったのかモグモグとその1枚を食べ進めて。)