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Re: 銀河鉄道の夜 / 3L、指名制 ( No.64 )
日時: 2024/11/06 05:04
名前: 大熊座 (ID: /owVWuqU)


>>63 影宮 詩羽

きゃあ〜っ、月ぃ?嬉しい。
( 彼を迎えたあまりにも無邪気な瞳できゃらきゃらと無垢な笑い声を囀る。私が美味しそうと思う側なのだと信じて疑わない熊は、一度とろんとした眼差しをぱちくりと瞬かせて、ふふっと笑んで。「くまちゃんが可愛いのは知ってるよう。」挨拶を返されふふんっ、と鼻を鳴らし。自己紹介にも似つかない言葉と、可愛らしい可憐で幼げな仕草。はらり、と散った髪の毛一つすら熊のあざとさの一部だとでもいうかのよう。まるで砂糖とスパイス、それと…、素敵な何かでつくられたような。呼び名を委ねたも、どんな風にか問われ、其の特徴的な瞳孔に「じゃあ〜、ダイヤマークのジョバンニっ。」と決定し。「……ジョバンニは汽車に拐われてきた人のことで、くまちゃんが助けてあげないとダイヤマークくんは元通りの暮らしには帰れない、んだよう。」いっそ清々しいほどのあざとさで伸ばした人差し指でこめかみの辺りをちょんっと突っついて勿体ぶってからはでろでろの蜂蜜のように甘ったるい間伸びした喋り方で短く纏めた。悪意を感じさせない無邪気であどけないそんな空気感のまま、目の前に座る彼の此の先、探ろうとするのを嗅ぎ分けて「 あのね、ダイヤマークのジョバンニ。くまちゃんが大切なこと教えてあげる!…もしも間違った駅で降りたら、この汽車には二度とのれなくて、降りた先がどの時代のどこに繋がってるかもわからなくて、そしたら大好きなママにもパパにもお友だちにも、……ばいば〜いってお別れしなきゃだめみたい。 」ほんの一瞬、息を吸うだけの間の後に幼い雰囲気がひやりと冷えるみたいに変化する。目の前の彼が無事に生還するには正しい駅を選ぶこと、乗り過ごさないこと、目の前の私に食べられないようにすること、本当の意味で端的に教えるならこの三点だったはず。それを伏せたのは意図的なのかどうかさえも伏せて 、目の前の綺麗な青年を見つめる。色白な滑らかでみるく色の肌に控えめでもキラキラ煌めくジュエリーキャンディのようなラメ、癖毛なリボンで括り左から前に垂らされた黒の長髪、すらっとした細い四肢はぺろっと食べ終えてしまいそう。口の中には涎が溜まり空腹を刺激されてぐうと腹の音がなってしまった。雑な説明なのに理解しようとする姿勢に、両手でガオと指先を丸めて爪を見せるポーズをとると、途端に爪先が硬化されて鋭い獣のそれに変化して。 ) がお〜!せいかぁい、でもくまちゃんね、可愛いこぐまちゃんじゃなくてね、ほんとうは大きな大熊なのよう