15歳以上向け小説投稿サイト「大人小説☆カキコ」。超本格派から秘め事・過激な小説まで！

>>16

なんだ、不安になったのか？
嫌ならちゃんと拒否するから大丈夫だ。
(本当に楽しかったからまたやってくれよ、と優しく声をかける)
危なかったな。これで更に間食は別とかなら今から失踪しなきゃいけなかった。
それだけ筋肉があるって事だろ？努力の証じゃないか。
(冗談めかした声色で危なかったと口にする。チラリと相手の身体つきを窺って。服の上からでも無駄な肉はなさそうに見える。実際のところを確かめる勇気はないが)
まぁな。確かに俺はズルいよ。
(温度を確かめるようにコップの縁を指先でそっと撫でる。口をつけないまま冷めてしまったこのカフェオレはきっとこのまま捨てる事になるだろう)
じゃあ…頼むぜ、級友。丁重に扱ってくれよ？
(そう約束させた癖に、肩を組むための手に困惑して身じろぎをする。相手に無意識に少し近づいただけに終わって、肩を組むためと途中で気付けば安心したのか自分も組み返そうとして)
いい名前だな。よく似合っている。
…たぶんしてない。優吾と交換していたら忘れられそうにないからな。
(相手の話を、ぱちぱちと瞬きしながら聴いていたが。上の空でスマホを開く。
本心からの好意を伝えなれていないために、だいぶ経ってから、俺も、と呟いて)
……や…、ちが……そもそも、優吾だって
(あんな考えてるような仕草で言うから、と出てきそうになった言葉が喉に張り付く。またあれを思い出してしまったと頭を抱えて。机に突っ伏せば、これはもう止めようと提案する)