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>>20

あぁ。……ふだん歳下ばっか相手にしてるからかな。優吾はちゃんと大人なんだな。
もちろん。君も好きなタイプが被ったら大惨事だから、後で教えろよ？……それでも、同じ人を好きになったら。加減はなしだ。
(優しい目で相手を見つめて。
君は加減してしまいそうだからな、と口にする。気遣っているようでそれすら楽しむように瞳が爛々と輝く)
へっ？……いや、許された自分が言うのも可笑しいが…すこし心配になって、な。ん、……良い子。
(即答に拍子抜けする。兄たちなら約束をするのだろうか。けれども、その状態で褒める約束をしたくなくって。優しい口調でそっと目を細める)
……あら、優しいのね。へぇ、優吾のズルいところか…、興味あるな。今度騙してみてくれよ。そんなものなのか……？
(カフェオレの一つ、カフェノワゼットはヘーゼルナッツの色にその名の由来を持つ。冷えたそれの水面をじっと見つめてから、そんなものなのだろうかと首をかしげる)
きみの、素直なとこも…その眩しさも、思慮深さも……まぁ…、す…嫌いじゃない。
(嬉しそうな姿に当てられて、さっき何でもないと伝えなかった事をその勢いで口にして。そろそろ組んでいる腕から逃れようとする)
俺の審美眼を疑うのか？
身体付きはしっかりしているから物理的にも存在感があるし、人を惹きつける人柄にそれが下地になった雰囲気がある。これで更に広瀬みたいなお洒落さんになったら……いや、そこまでいくと怖いからそのままでいてくれ。君は十分かっこいい。
(想像して。女子を片っ端から奪われそうだと首を振る)
あー…その分、彼女には言ってやれよ？
じゃあ、まただな。
(さっきの即答に思うところがあったのだろう。言わなくても大丈夫だろうが、念の為に声をかけて。そのまま立ち去る)

ーーー
⭐︎
……着替えてきたんだが、すでに心は折れてる。
(体操服のような薄着になると、どうしてもさっき肩を組んでいた相手の身体と比べてしまう。上に着たジャージを強く引っ張って)



【楽しいがために文が膨らんで、長くなってきてしまっております。もしよろしければ着替え前がいくつか終わってから、⭐︎以下の着替え後に進みませんか？
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