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落ち着くと言われると嬉しそうに口元を緩ませる

「失礼致します」
扉が開かれるとトレンチの上におそらくシャンパンの入った細長いグラスを二つ乗せて持ってきた先ほどの女性が現れた
この状況に驚いた様子を見せるが雅も気に入っているほどの接客のプロでもある、すぐににこやかとした表情に戻り飲み物を2人の前のローテーブルに置いた

雅「これ買うわ、今日の夜までに届けてちょうだい」
と無茶振りを言われながらも女性は雅に渡されたタブレットを受け取り確認して承諾する

雅「あら…？」
雅のスマホが突然着信を知らせる音を響かせる。
画面を少し確認した後そのまま電話に出て、掛け直すわ、とすぐに切った後
ちゃっといいかしらと一青の肩を優しく叩き立ち上がりたい様子を見せる