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>>24 凪様

そうか、嬉しさを共感共有してくれるのか。いや、気にしなくていい。俺からもお兄さんの雰囲気に自然と足が向いていたからな。声を掛けようと思っていたけどそしたら、お兄さんの方から声掛けてくれたって訳さ。
（彼もまた、嬉しそうな人を見るのは嬉しいと賛同してくれる事で、さっきから頬が緩みっぱなしだ、と思いつつも抑えられず柔かに笑み。フルフルと首を振り確かに目的地は歓楽街ではあったが、気にしなくていいと申し訳なさそうに眉を下げる事へ否定する。声を掛けられる迄の訳を話し終え、おまけにそんな表情をやめさせようと、ワシャワシャ少し荒い手付きになってしまうが戯れつくような、絡まない程度に加減しつつ髪を掻き混ぜるように撫で。）