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Re: その血は華となり【指名制/3L】 ( No.35 )
日時: 2023/08/27 12:00
名前: 梵 (ID: bf/Zv.aY)


>>34 凪様

あぁ、思い出してくれたんだ。
(先程の返答は、何も考えずにって危うさがあるな、と思ってしまうのは頭の片隅に。好転への道が開かれた。話を合わせてくれた彼に、今は目で感謝しつつ更に畳み掛ける。連れて行って貰う事を伝えられれば、もうこれが決定打となった。これでやっと解放される。自分と知り合いとの遣り取り、巧い言葉、彼も意図を察し乗ってくれた嘘吐きによって自然に引き剥がす事が出来ていた。他の2人は「ちっ。こんな奴と繋がってるなんて。」「こいつに手出したらやべーよ。」「やめだ、やめ。おい、行くぞ。」と自分の知り合いと共に、つまらなさそうな様子で街の中へそそくさと溶け込んで行った。彼は冷静に対処出来ていたとはいえ、偶々自分が来ていなかったらこんなに早く解放されていなかっただろうし、ましてや解放されていたのかも危うい。「…へぇ、なかなかやるじゃん。」やっぱりヒトは直接目で見て、話して、触れて、確かめるに限るねと隣の彼に、にへらと笑い掛ける。特に同意を得たいわけではないが、何も話さないのも可笑しいかと考えて話し掛けた。つまらなさそうに帰っていく男等の後ろ姿を眺めながら、あいつは本当に落ちぶれてしまったのだと実感させられた。あんな小物と連むどころか、口を利くこともなかったプライドの塊がああなるとは。これだからこの街は離れがたいと気分が少し上を向く。落ちた彼と遊ぶのは嘸かし愉しいだろうなんて考えてしまうあたり、男等の言う通り自分もヤバい奴なのだろう。男等の情けない姿を一頻り愉しんだ後にちらりと彼を窺えば。)意図を察し乗ってくれて、ありがとうね。