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…ふふ、君は本当に優しい人だね。もう何十人と正確な数が分からない程に沢山の人の人生を狂わせて来た僕を、支えたいなんて。その理由も僕が僕である為だなんて…驚いたけど、そう言われるのは僕も御花様も凄く嬉しいよ。
(真剣に真っ直ぐな瞳で見詰められ乍も相手の口から出た言葉に、あぁ本当に彼は優しくて自分には少し眩しいなと、思い乍も小さく笑みを浮かべては呟き。自身は他と違う気がすると、花憑きでも繋がりたいと思えた筈だと、そう相手に言われてはそんな事言われた事が無かったなと、思い返して。自身だからこそ繋がりたいと思ったと、自分が自分である為に支えたいと、そう言われると、もう何十人と分からない程に人の人生を狂わせて来た自身にそんな言葉が掛かるとは思わなくて驚くも直ぐに表情を戻し目を細め微笑を浮かべるとそう言われるのは自身も自身に宿る御花も凄く嬉しいと言えば肯定する様に言葉に反応し目元の御花がふわりと揺らめいて。)