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>>67

うん、ありがとう。誰かと食べるか君と食べるか……まだ分からないけれど、ふふ、それはそれで食事をする時間を楽しめそうだね。はい、これが僕の連絡先だよ。ところで、コロンの香りがして思ったのだけど、このペンは妹さんのかい？
(書ける物を貸してくれないかと聞くと先程自身が連絡先だと渡された物と同じ様な紙片と懐から取り出されたペンを手渡されると受け取り乍もお礼を述べ、受け取った際にふわりと香る、女性がつける様な優しく安らげる様な甘過ぎないコロンの香りに妹さんのだろうかと思えば、紙に自身の連絡先を書き乍も聞こうと思い口を開こうとするがその前に相手から食事云々の話を聞き、誰とじゃなくて彼と食べる事で美味しく感じられる様になれば嬉しいと言う様な事に、これからも回数を重ねていけば何時かそう思える時が来るのかなと考え乍もそれはそれで食事と言う味気無く退屈な時間を楽しめそうだと思い、小さく微笑んで。連絡先を書き終えれば相手へと連絡先の書かれた紙と書く為に借りたペンを返す様に渡し乍も先程聞こうと思っていた事を小首を傾げ乍も聞いてみて。)