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自身の家の洋室
シックな内装の中心には質の良さそうなデスクと対のチェア
そこに腰掛けるのは長い長い髪をシニヨンにし白のボウタイブラウスにロングのタイトスカートといった格好の雅
珍しく洋装なのは今日という日がそれほど楽しみだったのだろう

目の前に連れてこられたお望みの人物を頭のてっぺんからつま先まで無遠慮に眺めて

「ふふ、私の目に間違いはないの
一青と言ったわね、私は花山院　雅」

雅で良いわよと笑顔で言いながら控えていた自分の使用人を手で払うような仕草で部屋から追い出す。

「もちろん貴方みたいな優秀な人を無条件でなんて言わないわ。
衣食住の保証はもちろん貴方が欲しいものをお金で簡単に買える物なら何でも買ってあげる。
…それとも他にお望みの条件はあるかしら？」

とデスクの前にある横長のローテーブルと挟むように置かれた二つのソファを座ったら？とでも言うように指差す

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とりあえず一青さんと契約できたらゆっくり仲良くなっていきたいなぁ…とふわっと思ってます…