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>>48 レオ様 …ほんとかい？！なしなんて、なしなんだぞ！(オッケー、追いかけっこは得意なんだぞ！と背後から声が聞こえて。すぐに足音も聞こえだすだろう)


当たり前なんだぞ。君だったらどんな姿でも好きになっちゃうんだ。
(彼はなにを考えてるんだろう？
きっと好きすぎて呆れてるんだ。けど、少しずつ受け入れてくれるような姿が愛おしいんだぞ。)
大好きなんだぞ！
(笑い返された事にハッとする。ぱぁあと顔が輝いて)
アウチ！……ねぇ、そんなの。期待しちゃうんだぞ。
(デコピンのじんじんする小さな痛みどころじゃなくて。…いいのかい？と発した声が思いの外低くなる)
よかったんだ。これでベータプラス版にする予定なんだぞ。…っと、大丈夫かい？
(ちゃっかり彼の指輪のバージョンアップに加えることの根回しをしておく。
押しのけられれば、驚いて。抱き寄せた腕の力が弱まる。
レオの可愛い手首が痛んでないか心配なんだぞ)
逃げてくれてよかったんだ。……けど、あぁ、恋の正解ってわからないんだぞ。
(惜しむような口調でよかったと呟いて、寄ってきた黒いスライムにおやつだったチョコレートバーを渡す。だって、こんなのはじめてなんだ。
レオが逃げなかったら、を考えて首を振る。
スライムの助けを断って、自分で愛しい薔薇を元の位置へ戻しにいく)