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▼　神庭羅夜桜　様（>>39）

ほう…、其れで準備が整えたのだな。では、案内しようか。
（声を掛けられれば、小綺麗になった彼の姿を感嘆したように眺め。髪型は勿論、一際目を惹く施されたアイシャドウ、簪に見慣れ親しみのなかった訳ではないが、物珍しさに緩やかに波打つ瞳をぱちぱち、と瞬かせる。暫し感慨深げにまじまじと。
其れから彼の手を引き部屋外へ。静寂極まる廊下は以前と同じく相変わらずな殺風景さ。足先を向かい連れて来たのは、只々不気味な自身の部屋前）此れが俺の部屋、他と違って外からの明かりが差し込まず漏れ出てないのが目印ね。