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▼　神庭羅夜桜　様（>>41）

そうだな。…あぁ。其れから、俺の直ぐ右がサビナミ。其処からショウノ、イサキ、セツカ、ツキトってきて、計六つの部屋。部屋内は２人までしか滞在出来なくて……
（彼が最初に居た部屋か、と言うからうんと頷き肯定し、室内外で明るさが違ったとの言葉にも相槌を打ち。説明を続け自室のと直ぐ右部屋な襖をもう一つ通り過ぎたところで、今居る地点から三つ先の襖がスッと開き、其の部屋主が姿を出して。足を運ぶとある彼が此方を向き２人の存在に気付けば、「へぇ…。未だ２体の匂いか、良かった。ねぇ君、彼は止めて僕の元においでよ。」２人を見るや双眸を細め呟き。彼は止めて僕の元、とは此れ即ち単なる部屋の行き来、自身の部屋へ招き入れる言葉ではなく、膝元・傍に来ないかと云う意。２人の間柄を引き離す・剥がそう、と距離を詰め彼の耳元で囁きを落とし。其の間、案内役をする暗間にしては珍しく普段穏やかに波打つ瞳は乱れ、居心地悪そうにしていて。）