▼ 神庭羅夜桜 様(>>68)
!─大切に扱ってくれる、の。嬉しい…益々協力しなくちゃね。
(彼は信じてくれると言うなら有難い。其れになんと慣れていると言う。其れから付喪神に成り損ないと気付きながら本体である物を大切に扱いたいとも。彼の言動に益々僕は協力したくなった。ふんわりと微笑めばぱちぱちと瞬きする毎に、変わる白花の模様。人物絵を見せれば、異割については言動に気を付けなければいけない、と説明せずども彼なら下手な事は言わないだろうとの信用を置き。「言い聞かされてるなら、良かった。」懸念は杞憂に終わったようだ。触れるかと問われれば、不意に躊躇いなく彼の首筋へと片掌を這わせ。スベスベとした感触を堪能して。)
触れて良いの?─なら。
▼ 九井祈織 様(>>68)
そりゃ残念、つまらないな。
(全く面白くないとでも言うようにぴくりと動いた口の端は、自身の暴慢な気質を体現したもの。そして癇癪を起こす寸前の子供よろしく不満を滲ませて。戻れない気がして言われた意見に疑いもなく引っかかる姿は幼稚な横柄さを示している。小さく息を吐いて文机傍らの壁に身を預けたなら、了承の意に眠たげな目を向けて「……捨てられたことがあるものなら、何でも取り出せるからね。なんでも。」謎掛けのような返答とともに畳の上に胡座をかいて座り込み、ふと彼へと腕を伸ばす。振り払われることがないのならば伸ばされた腕は彼の腰を抱え、自身の方へと引き寄せてしまうことだろう。多少の抵抗は抑え込んでしまう目算で肢体を背後から絡め取り、彼の腹の上で指同士を組み合わせて。赤みのある髪に鼻先を擽られるような距離、柔肌に頬を擦り寄せては図体に見合わわぬ弱々しく拗ねたような声音を落とし。きゅ、と腕を結ぶと、言い訳じみた言葉を脈略なく連ねていき)ねえ、お前は本当に帰りたいの。オレ、本当にずっと待ってたんだけど。……お前が帰りたいって言うなら、協力しないわけにはいかないけど、……でも本当に帰るの。