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Re: ▼ 追憶にかくす塵芥 ▽ 指名制/和風/NBL  ( No.72 )
日時: 2024/04/30 02:57
名前: 折化/異割 (ID: GuSqVW3T)


▼ 神庭羅夜桜 様(>>70

─良いなぁ、僕も君みたいな人から大切にされたかった。
(触れさせて貰っていた首筋を存分に堪能したなら、双眸を細め片手を離し。幼い頃からの頂き物で今でも壊れず大切に使っていると言っていたのを聞き、悲しそうに瞳を隠すよう目を伏せ。羨むようにぽつりと呟き。そして思い出したかのように言葉を紡いで。)
あ、そろそろ自室へ戻りなよ。

▼ 九井祈織 様(>>70

帰りたいのかって聞いてるんだけど。此方の事情を込めずにお前自身の本来はどう思うの?…今は分からない、か。
(本来想い人同士でしか起こり得ない距離感、彼の視界の片隅で揺れるは金糸のような髪。彼は不意に投じられた一石によって意思が揺らぎ、ぴたりと堰き止められ。何処か寥々たる色で告げる其れ等は此方の事情なぞ微塵も知らずとも待っていたと云う一言に切実さが垣間見えた。暫しの沈黙の後、彼に告げられる一旦の拒否は説得力を感じられず、不満気な表情を隠そうともしない儘に髪を擦り付けて。下へ視線を向けている故にくぐもった声色は慰めなど含まれていない。自分勝手な振る舞いに添えたのは尚も追求、彼が答えるにせよ答えないにせよ、性急に過ぎるのは確かで。腰を抱えていた腕の力を緩めると埋めていた顔を上げ、ぎこちない手付きで髪を撫でたのを境に僅かに腰を浮かせて。少しの移動と伸ばされた腕の行く先は彼の為に用意した文机の上、筆を取っては紙面に文字を走らせる。達筆とは言い難い字体で書かれたのは『夜具』と『夜着』、書き終えたならば軽やかな音と共に寝具類が出現することだろう。部屋中央にトスと現れた其れは素朴な布団に白一色の綿の夜着、何の変哲もない代物だが清潔さと寝心地は保証されよう。使えと言葉にすることはせず、ただ視線だけで彼のものだと促して。文机の端に肘を突き、掌で顔を預けるようにして頬杖を突く。如何やら腰を落ち着けて彼の挙動を見守る事にしたらしく、傲岸不遜な態度を崩す事なくゆっくりと瞬きを。彼が此の儘無事に寝支度を終えるのならば傍らで夜を過ごしていく心積もり。瞼は下ろされ寝言のような独り言、下手な気遣いは不器用な自身の精一杯。)この辺で勘弁してあげる。ゆっくり考えてくれていいよ、後悔してほしくないのは本当。……何かあるなら、袖でも引っ張って。

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キリが良い頃合いかと思いまして、一度回収させて頂きます…!締めのレスをして貰えたなら、此の儘異割と三夜目迄過ごさせようかとは思ってます。