▽指名キャラ一覧
「 これ? 宿題。……ああ、いや、違うよ。一昨日の。 」
「 上がダメだと下がしっかりするって言うじゃん。俺はサボってんじゃなくて、後輩を育ててんの。生徒会長の鑑でしょ。 」
「 んー、あんたがご褒美くれるなら頑張る。……ふ、そりゃあご褒美って言ったらもちろん…………、金でしょ。 」
「 狡い事するのも、ちょっと強引になるのも、全部必死だからじゃん。……いい加減分かって。 」
「 ──……好きだよ。 」
「 もっと俺のこと考えて、俺のことで頭いっぱいにして。……そんで俺のこと、好きになればいいよ。 」
「 あんたのこと、周りに自慢して回りたいくらいだけど、俺以外の奴にその表情見せてやるのは癪だな。……ふ、困ったね。 」
名前/ 駿河 涼( するが りょう )
性別/ 男
関係/ 君の学校の生徒会長
学年/ 3年生
容姿/ 濡羽色と言うには少し色素の足りない、グレーがかった黒髪を、邪魔にならない程度に伸ばしている。瞳は綺麗なアーモンド型で、髪よりも少し薄い色。普段は気怠そうにやや目蓋が下がっている。特段高くはないものの、鼻も鼻筋の通った綺麗な形をしている。ほとんど完璧に左右対称。故に少し冷たそうな印象を相手に与えてしまうような顔立ち。身長は177cmで、適所にしなやかな筋肉がついている程度の体付き。必要以上のものはついておらず、無駄がないような印象。雰囲気は気怠げだが姿勢は良い方で、アクセサリー類は好んでは身につけない。
性格/ 一言で言ってしまえば、掴みどころのない人。雲のように流れるまま。猫のように自由気まま。言う事は適当だし、やる事も適当だし、大事な場面でも見ている方が心配になるくらい気楽。生まれつきの地頭の良さで様々なキャラクターを使い分け、のらりくらりと上手いこと世を渡っている。飄々としていて、大抵が冗談で返ってくるためにまともに相手をすると疲れること間違いなし。兎に角要領が良い。観察眼と共感能力、そして自己コントロール能力に長け、その場その場での適切な立ち回りを心得ている。さらに、状況をコントロールすることにも長けていて、いつの間にか彼の都合の良いように物事が回っている、なんてことも多々。ただ、そのせいか、いつも気怠げというか、適当というか、世の中を舐め腐ったような余裕の態度。何事にもやる気がなく、生徒会の仕事も宿題もやれと言われるまでやらないものぐさ。本人曰く『地球に優しい省エネ人間』。適当生徒会長。努力という努力をしたことがなく、『まあ何とかなるよ』と楽に構えて、本当に何とかしてしまう能力の持ち主で、憎たらしいほどのハイスペック。授業態度も往々にして良くないことから、3年生の間では内申点稼ぎで生徒会長になったのではと囁かれていたりいなかったり。実情は『生徒会長って何か格好良くね?』というノリでなっている。どちらにしろ碌でもない。以前はそこそこ真面目に生きていたものの、周囲からの妬みや、勝手に期待されて勝手に失望されることの繰り返しに、一言『疲れた』と零して現在のような適当人間に至る。生徒会の仕事をよくサボるのも、これに依るところが大きい。他人から指図されることが嫌いで、一に自由、二に効率を求める。ゆるっと力の抜けた喋り方をして、テンションは低いがノリは異常に良い方のため、全自動で乗っかってくる悪ノリbot。加えて、人見知りも物怖じもしないという怖いものなし。頭の回転が速く、屁理屈や悪知恵にかけては天下一品で、途中で面倒になって折れることはあっても、基本口喧嘩では負けない。『後付けでそれっぽい言い訳を考えるのが特技』という厄介な男。ふざけた言動が目立つが、やる時はやる奴で、『やればできる子』の典型例。傍若無人に見えて周りをよく見ていたり、大人びた雰囲気のわりに発想が子供っぽかったり、無気力なくせにどうでもいいところでやる気を出したりと中々本質が掴めず、加えて何を聞いても冗談ではぐらかしたり、相手や場面によって対応を変えるために非常に素顔が見えづらい。ただ、興味を持ったことと、やる必要があると判断したことへの集中力の高さ、能力の高さ、そして意外と面倒見の良い性格により、『やる時はやる奴』『結局は何とかしてくれる』という信頼は寄せられている。上手く他人を使うために男女問わず好かれやすいが、他人に弱味を見せることが苦手で、本当に大事なところでは他人を頼らない傾向にある。また、適当な言い訳や冗談に使う事はあっても、永遠だとか運命だとかの非科学的なことは信じていない現実主義者。どこか達観している節があるものの、歯の浮いた台詞なんかは恥ずかしくて言えない、れっきとした男子高校生。散々はぐらかしながら生きてきたために、『好き』や『愛してる』といったストレートな言葉での愛情表現が出来ず、ストレートな言葉よりも言葉遊びのような回りくどいアプローチ方法で相手の感情を揺さぶることを好み、得意としている。期待は良くも悪くも裏切っていくスタイルで、分かっていながらも求められている言葉は返さない。かと思えば予想外の角度から期待以上の言葉が返ってきたりするため油断は禁物。とぼけたような顔をして案外策士で、自分の最も効率的な魅せ方を熟知している。手のひらの上でコロコロと転がしているようにも見受けられるが、本人曰く『必死だからだよ』とのこと。真偽は不明。大人びて見えるも好きな子には意地悪をしたくなる小学生並みの精神年齢な質だけれど、心を許せば素直になっていく、はず。無意識に他人を振り回し、良くも悪くも人目を惹く存在。近寄り難い雰囲気のせいで話しかけられることはそこまで多くないものの、遠巻きに眺めて色めき立つファンはそれなりに居る。話してみると意外と気さくで面倒見も良く、楽しそうに話を聞くために、自分が特別であると相手に錯覚させてしまうことが少なくない。故に、実は心の中に彼に対しての独占欲染みたものを抱えている子もちらほら。本人としては、ただ他人に優しくしているだけで、特段そういった意図は無い。ギャップの威力というものは末恐ろしいという話。誰にでも優しいけれど、好きな子には特別な優しさを見せる。ただ、優しい人だと思われたくないために、優しさも好意も然り気なすぎるほど回りくどくて分かりづらい。兎に角期待されたくない人。過去に数人と付き合ったものの、どれも一年に満たない、わりと短命の恋で終わっている。相手側から告白されて付き合い始め、「何を考えているか分からない」「本当に私のこと好きなの?」で大抵相手側から振られる忙しい人。そんなことが重なって、恋愛は敬遠気味。
備考/ 一人称は『俺』。二人称は人によって様々。定まらない。『あんた/君/おまえ』。名前は基本下の名前の呼び捨てで呼ぶ。しかし、一度呼び捨てで呼んだ後も、急に呼び方を戻したり、さん付けで呼んだりと気分次第。放課後は宿題やら生徒会の仕事やら教師やら、何かしらに追われている。流行には乗りたくない捻くれ者のため、最近の流行なんかはたまに聞きかじるだけでさっぱり分からない。加えて趣味は散歩と昼寝というおじいちゃんぶり。コーヒーと猫と洋楽を好み、洋楽については『何言ってるか分かんない感じが好き』等と供述している。大抵何でも上の中程度には熟せて、特に国語と数学が得意。強いて言えば英語が苦手。部活動には所属していないが、たまに助っ人として練習や試合に呼ばれている。上に兄が一人。7月29日生まれの獅子座。
好きなタイプ/ 見てて面白い人
「好き」と言われたいなら: 人の心を持った子ならわりと誰でも。
「愛してる」と言われたいなら(+α): 弱い所も格好悪い所も受け入れてくれる包容力のある子。分かりやすい子。
※あくまで一例です、ご参考までに!
主コメント/ すぐ話が脱線するので、早く話を進めたい方には向かないかもしれない……小ぼけ多め。やりとりを楽しめる方向け。
「 何のためにバイトしてるかって? そんなの、当然君に会うためだよ。 」
「 何って、手を差し出されたら、エスコートしますよって意味じゃない? 普通。……──足元気を付けて、お姫様。 」
「 君といると退屈しないな。……どんどん君のこと手放せなくなる。 」
名前/ 香月 純( かづき じゅん )
性別/ 男
関係/ 君と同じ学校、同じバイト先
学年/ 2年生
容姿/ 女の子顔負けの滑らかな手触りの赤味が混じったライトブラウン髪を、耳の下から顎のライン程まで伸ばしており、普段はちょこんと後ろで一つにまとめている。両目を避けて流れる前髪はやや長め。瞳は髪より少し深い色で、切れ長でありながらはっきりとした二重の桃花眼。どちらかと言うと女顔で、性別を間違われるほどではないものの、中性的な顔立ちをしている。すっと鼻筋が通っていて、唇は薄め。身長176cmで、計画的に鍛えられている体には、綺麗な筋肉がついている。平日は、制服のままバイト先へ向かい、バイト先の制服に着替える。左右の耳に一つずつピアスの穴が空いている。
性格/ 軟派な遊び人。全てにおいてゲーム感覚で、どんな状況も遊びにして楽しんでしまう強者。そのため口元にはいつも不敵な笑みを浮かべており、ちょっとやそっとのことでは動じない。退屈を嫌い、様々な “暇つぶし” に手を出すため、結構多趣味。例に漏れず、恋愛も彼にとっては “暇つぶし” であり、本気になったことは今まで一度もない。相手を落とすことだけが目的であり、『お互い適度に楽しんで、後腐れなく終われたらいいよね』程度の気持ちで手を出し、散々思わせ振りなことをしておいて、相手が本気になると、色々面倒だからと去っていく女(に拘らず)の敵。女性の扱いに慣れていて、さり気ない気遣いもでき、話の引き出しも豊富なためにモテないわけは無いのだが、なにぶんそこが残念。狙えば見境なく口説き、挨拶代わりに甘い言葉を吐いて、飽きたら次、飽きたら次を繰り返す女の敵には変わりないが、彼の中にもある程度のルールはあるようで、同時並行で複数の相手を口説くようなことはしない。あくまで狙った子を落とすゲームであり、他の人からの誘いはやんわりと断る。気が多いというよりは単純に退屈凌ぎで、心の内では本気になれる “何か” や “誰か” をずっと求めている。自分のことは煙に巻いてしまう癖があり、中々本心の読めない人。擦り寄る素振りを見せられると ”俺たち別に付き合ってないでしょ” という免罪符で線を引いて干渉を拒んでいる。
備考/ 一人称は『俺』。二人称は『君』。放課後はほとんどバイトかデート。バイトもただの暇つぶしにやっているだけ。家がそこそこのお金持ちだけど、デート代などはバイト代で賄えている様子。多趣味だが、飽き性故に長続きしている趣味はない。勉強は、『平均より上ならいいや』と中の上程度。座学より実技教科全般が得意。上に姉が一人居る。1月14日生まれの山羊座。
好きなタイプ/ いつまでも追い掛けさせてくれる子
「好き」と言われたいなら: 落とし甲斐のある可愛い子なら誰でも。
「愛してる」と言われたいなら(+α): たまに予想外の言動をする子。いつまでも追いかけさせてくれる子。香月のことを信じてくれる子。
※あくまで一例です、ご参考までに!
主コメント/ ひたすら恋の攻防戦。テイストとしては恋愛一本って感じ。