お星様/木星
名前/Jupiter
外見/30代前半。赤、茶、白の鮮やかな縞模様のようなグラデーションが入った首までの短髪で眉下で切りそろえた前髪。小麦色の肌で鋭い瞳は黄砂のような黄土色。整った顔立ちは魅力的に見えるがその表情はどこか威厳を感じる。身長は190cm程の長身で筋肉質な男性寄りの体格。服装はきっちりした黒いシャツに赤茶色のズボンを履いている。季節に関係なく茶色のロングコートを羽織っている。
備考/太陽系最大の惑星であり全知全能を司る最高神ゼウスの化身。正義感と慈悲の心を持ち他の星々を家族のように見守っている。その反面自分の決めたルールに厳しく秩序を守らない者には容赦なく罰を与える。太陽に対しては良きところを理解しつつ密かにライバル視している。嘗てなれなかった存在への憧れ故に対抗心を抱いてしまう自分に内心苦悩している。人の姿を手に入れ自由の身になってもその威厳は消えず自らの寿命が尽きるまで星々との思い出の旅を続けようと決意し箱舟に乗る事を受け入れた。
ロルテスト/
終わりか…とうとう寿命が来るのだな
(暗い闇の中意識が浮上する。自分は太陽の周りを回っていた木星という球体の星だったはずと記憶にある。然し今の自分は人間という生物の姿をしている。人間がどういった生物なのかはなんとなく把握しているが改めて目の当たりにすると案外悪くは無い。そう考えていた矢先どこか聞き覚えのあるような声が聞こえコートを靡かせながら視線を向けて。カロンは名前だけ知っていると思い返した。相手から聞かされた太陽系の終わりに永遠だった星にも寿命が来るのだと理解し目を閉じて)
…分かった。この寿命が尽きるまで共に旅を楽しむとしよう
(嘗て訪問者を寄せ付けなかった自分でも他の星々と交流出来るのか分からないが旅に出る価値はあるだろう。終わりが来るのがこの宇宙のルールなのなら少しでも自分がいた痕跡を残そうと考えつつ背後に佇む“かつての自分自身”に別れを告げ導かれるまま手を取って。)
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太陽系最大の惑星である木星の特徴を盛り込み威厳のある長身のキャラ。逞しい身体も太陽系で最も巨大な惑星を表している。
何より己がいた痕跡を残そうとしているのもゼウスらしい。