>>108「この温室付近は人払いをしていますから、羞恥など無用です」布団を剥いでも未だ起きる気配の無い彼に、呆れの溜め息を吐く。「ほら、起きなさい」青年と距離を詰めると覆い見下ろし、青年の二の腕に触れる。