>>20青年が目覚めてから数分後。温室の扉を開けて現れたロイゼルは、ライトウッドの大きめな駕籠を片手に持ち、彼の寝転がるベッドへと近付いていく。「ああ、起きていましたか。おはようございます。喉は渇いていませんか?」ベッド端に座ると、駕籠から水入りの硝子瓶を取り出していく。