名前／ エニ
性別／ 女
容姿／ 青みがかった白髪のロングヘア。柔らかい髪質のそれは毛先にかけて緩やかに波打ち、長さは腰にまで及ぶ。前髪は眉上で切り揃えられ、横髪は口元辺りの高さでふわりと内巻き。桃花色のタレ目、常に半目気味。白いフリルブラウスに、深緑を基調としたクラシカルロリータなジャンパースカート。足元は白のレースソックスに焦げ茶のストラップシューズ。身長は154cm。
性格／ 常にぼんやりと何処か上の空。反応が薄くオーバーなリアクションこそしないものの、感情を表に出さないわけではなく喜怒哀楽はわかりやすい。圧倒的にインドア派で活発的ではない、とはいえ人との交流が嫌いなわけでもない。寧ろ人懐こい質で、自ら進んではやらないことでも誰かに誘われれば二つ返事で承諾することも。
備考／ 与えられた惑星のテラリウムを非常に気に入っている。いつか満天の星空のようになる日を心待ちにし、日々何か変化はないかと積極的に観察している。
テラリウム外観／ 上部に黒いワイヤーの持ち手が付いた、直径10cm程の円柱型テラリウム。内部には夜空のような暗い靄がかかり、その中で小さな小さな名もないような恒星が一つ浮かぶ。仄かに光を発するそれは一見するとランプのようにも見え、実際に持ち運びができる程度には軽い。
「 今日はいい天気。──…こんな日は散歩も、いいかも。一緒にどう？ 」
あれ。──……天使様、こんなに汚れていた…っけ？（天気の良い昼下がり。折角なら東屋で心地好い風を浴びながら読書でもしようと本を片手に庭園へ向かうと、ふと天使像に目が止まる。所々汚れが目立つその姿は記憶していたものより黒ずんでいるように見えた。気付いてしまえば放っておくのも何だか忍びなく、読書の予定は急遽掃除に変更。本は一旦東屋のテーブルに預けて、掃除道具を取りに屋敷へと踵を返して。並々と水を入れたバケツと雑巾を手に戻ってきたはいいものの、そう体力もなければ肩を落として深く息を吐き）…もう疲れた…。
（試練『天使像の汚れ』をイメージして初回文置かせていただきました。）
