「へぇ、あ、そう…ふーん、魔法生物好きねぇ……え?待ってくれ、君も魔法生物が好きなのか?嘘だろ!ここ数年、遊び歩いてたのが悔やまれるよ。それでそれで?君はどんな魔法生物が好きなんだい?俺は特にドラゴン系の魔法生物が好きでさ、あの巨躯は勿論なんだけど、心の方がもっと魅力的でさ!」
「古代禁術?俺は動物たちが穏やかに過ごせるなら何でもいいかな。君は興味あるの?……ふーん、そっか。何かよく分からないけど頑張ってね」
名前:Emery Bennett(エメリー ベネット)
性別:男性
年齢:21
クラス:フェクダ
性格:魔法生物に生涯を捧げてると言っても過言ではないほどの動物好きで、熱量をそちらに奪われたためか、それ以外に関して頓着や興味がまるでない。対人間の際により顕著に現れ、自分から追いかけることも共感することも一切ない。興味を持った人間が勝手に近づいて、興味がなくなれば勝手に去っていくだけ。そのため、いつの間にか何らかの組織に勝手に所属させられ、気づいた頃には外されていることが多々。しかし、同じ趣味を持つ存在に対しては、動物と同じ熱量の情を抱く。結局のところ懐に入った者に対しては情に厚い。
得意分野:念話系上級魔法
【対動物念話(ゾーオン)】
動物の言葉や感情を読み取り、理解することができる。一般的な動物から霊獣、魔獣に至るまで凡ゆる動物と会話可能だが、あくまで会話のみ。彼等の心を操ったり、記憶を操作したりすることはできない。そのため、失礼なことを言えば怒られるし、最悪の場合攻撃される。
【思考干渉(ムニミィ)】
他人の精神に接触し、思考を読む、記憶を操作する、幻覚を見せることなどができる。それほど強く保持していない記憶(=日常的なもの)に関しては、操作しやすく、操作しても違和感が残る程度だが、トラウマや思い出にあたる強い記憶に関しては操作不可。というより、記憶を改竄した後の違和感が強烈すぎて、元の記憶を思い出してしまう。幻覚も似たようなもので、精神力が強い相手には通用しない。トラウマのトリガーになるもの、もしくは心が弱っている相手などに有効。
武器:グラッド
容姿:紅茶色の癖が強く短いふわっとした猫毛。猫のように目尻がややつり上がった緋色の大きな瞳だが、普段は気怠げに細くなっている。動物や同士の前ではぱっちりくっきり大きく開かれ、瞳孔も開く。動物を求めて外を歩き回っているが、容姿に拘る家族のおかげで透き通った肌を維持している。病的なほど白いわけではないが、儚そうな印象は受ける。見た目で相手を油断させよ、という家庭の方針により、がっちり筋肉をつけることもできず、身長も160cm台後半と小さめ。ただし、グラッドを扱うために必要な筋肉は無駄なくついており、しなやかな動きを再現することが可能。
服装:白いシャツに金糸の刺繍が入った緋色のネクタイ。ぴったりめの黒いスラックスと焦香色のショートブーツ。オーバーサイズのマントを羽織っており、よく動物と一緒にくるまって昼寝している。黒ベースに緋色のラインが入ったマントだが、扱い方が先述のように雑なため、燻んだ黒一色に見えなくもない。
役:四大流派/グラッド流
募集:動物好きの同士(講師、生徒問わず。主に魔法生物に関する知識が深い方。)
備考:一人称/俺、二人称/君or名前or〜先生
四大流派の長男として生を受けたが、家の方針と馬が合わないこともあり、動物を求めて外を飛び回る生活中心。身軽さがウリのグラッド流を極めるため、筋肉をつけすぎないことや身長を伸ばしすぎないことを義務付けられ、幼い頃から無茶な生活を強いられてきた。また、中性的な貌立ちを持ってしまったが故に、相手を油断させて討ち取るためとして女性的な内容も強制させられる羽目に。実のところ、そのような思惑もあり長女として周囲へ発表されるところだったが、当時発言権の強かった祖父母が大反対。おかげで男として生きることが許されたため、祖父母には感謝している。名前が女性的なのは、その名残。祖父母は健在のため、実家に戻らない代わりに、よく祖父母の家へ遊びに行っている。五月蝿い生家を黙らせるために入学したが、動物と自由に触れ合える環境に感激し、敢えて卒業しないという選択肢を取り続けている。
イメージcv:三上 哲