>>15顔を埋める彼の感触が擽ったく、狼耳がピコピコと揺れた。「ああ」何時ものように血を求める主に、素っ気なく穏やかな声音で受け入れる。初めて血を飲まれた時は不慣れに驚いたものだが、今では小さな苦痛にも慣れたものだ。