「 国王と 、私の追い求める理想郷 、絶対に向こうの国の奴らにはあげないんだから 」
§名前 エイク ( Aqu )
§性別 ♀
§属国 Erde
§役職 水瓶座の星職者
§容姿 指通りの良い薄水色の髪は常に水に濡れたかのように真っすぐであり、普段は業務の邪魔にならないようにと後ろで一つに纏めている。目に掛かるほど伸びた前髪は無造作に向かって左へと流してあるため少々鬱陶しくなることも。肝心の目はぱっちりと開いていること自体が少ないほど細まっており、淡いブルーの瞳を縁取る睫毛は目尻に向かって薄水色のグラデーション掛かっている。いつも何を考えているのかわからない様なにこやかな笑みを浮かべているため喰えない奴といった印象を与えがち。実際、瞳が開くときは大体良くない事を思い付いたときである。体付きはいたって平凡で、特徴と云えば168cmと通常よりやや高めの身長であることくらいか。本人はそれをあまり気にしていないそう。服は常に白を基調とした星職者の礼服で、星職者の証であるアクセサリーは左手の人差し指と薬指に指輪として着けている。指輪同士をつなぐチェーンの中心に水瓶座のモチーフがぶら下がっている。
§性格 理想郷を完成させるためにはいかなる犠牲も厭わない、実に好戦的で、野心的な性格。いかに命乞いをされようとも慈悲は与えず、ただただ無情に裁いていく。同国の星職者たちにもあまり重点的な信頼を置こうとはせず、必要であれば利用するされるの関係だと割り切っている節もある。しかしその一方で、エルドの国王には犬のごとく懐き従うため、国王のため、ひいては国のためになる事は何でも熟す。国王でなくとも全幅の信頼を寄せた人物には人が変わったかの様に擦り寄る、ある意味依存度の高い人間。知識欲が異常なまでに大きく、国立の図書館にある蔵書の半分ほどを暗唱できるほど読み込み自分のモノにしている。知らないことがあったなら何でも知りたがるが、決して他人に答えを聞きたがることはない。それは知らないことを追究する楽しさを誰よりも知っている一方、国一番の知者である自分のプライドが邪魔するためである。今一番気になっていることは隣国に多く存在する魔法族や獣人の遺伝子についてであり、深く研究してみたいと密かに誘拐や監禁などの非人道的プランを練っているとか。褒められて伸びるタイプ。
§加護 「 永遠の水脈 」― 指輪に意志を籠めることにより、水瓶座から水の加護を受ける事が出来る。その加護内容はあらゆる水を操ることが可能になり、形状変化、形質変化など使いようによっては攻撃、防御、援護まで熟すことが出来るといった優れもの。しかし万能ではなく何れも中途半端な威力であり、その上、代償として体力を奪われていくため長期戦を強いられるとそれぞれに勝つことがほぼ不可能になるのが大きな欠点。よく言えばオールラウンダー、悪く言えば器用貧乏である。
§備考 一人称は「 私 」もしくは「 エイク 」、二人称は「 君 」もしくは「 (星座)さん 」Erdeで生まれた魔法族。両親が早くに亡くなり、忌み子の孤児としてひっそりと暮らしていたところ、星職者に選ばれる。名字が無いのは孤児であるため。同じ水に関連することから隣国の魚座を一方的に敵対視している。