◆世界観
舞台は架空の宗教都市ルソール。
中心部に存在する教会を囲むように栄えており、外側にはスラム街が形成されている。
ルソールに住む人々は敬虔な信徒たちで、誰もが週に一度は必ず教会に礼拝に訪れる――ということになっている。
教会、ひいては神に敵なす者たちも少なからず存在しているのだ。
◆用語
<宗教都市ルソール>
中世っぽい(雰囲気重視)。
中心部に教会。その周りに敬虔な信徒たちの住む貴族街(ほんの一区画)・住宅街、そして商店街が広がっている。
さらにその周りには治安の悪いスラム街、繁華街があり、一部では表には出てこない闇の取引なども行われている。
<教会>
神の教えを伝える場所。司祭・修道女が教えを伝えている。
公には秘密であるが、神に敵なす者を粛清するための異端審問官も所属している。
<聖職者>
司祭・修道女のこと。
<異端審問官>
教会に属する者。聖職者とは限らないが、大抵が聖職者を名乗っている。
神に敵なす者たちに対抗できるほどの退魔の力を持っている。
<天使>
神の御使い。直接人の目の前に現れることはない。
背中に対の純白の翼を持ち、性別を超越する美しい存在として語り継がれている。
人に加護を与えることがある。
恋をして堕天した天使は、悪魔と同じく時折人を誑かす。
<悪魔>
神に敵なす者。
月の魔力と人の悪感情を食べて生き、人を誑かす。
見た目に特徴はなく、どのような姿でも現れる。
力の強い者になればなるほど、聖水や聖域に対して強い抵抗感・嫌悪感を抱く。
<魔女/魔法使い>
神に敵なす者。
女性の場合は特に魔女と呼ばれる場合が多い。
普通の人には理解しがたい超常的な現象を引き起こす。
そのほとんどが悪魔と契約して力を手に入れた。
<吸血鬼>
神に敵なす者。
日光・銀などが苦手。銀の武器で攻撃された場所は治癒しづらい。
人の血を吸う化物で、人を吸血鬼にし眷属を増やすことでのみ繁殖する。
始祖と呼ばれるものだけは不老不死で、それ以外は不老不死に"近い"存在。