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>>11

(開いた扉の向こうで立っていた、自分よりも背の高いノックをしたと思われる相手の顔を見ようと見上げると相手の頭上に獣らしき耳が生えている事に気付きぱちくりと目を瞬かせて。人間と獣を混ぜた様な、まるで架空の存在の様な、その悍まし気な容姿には不似合いな程に穏やかな微笑みを浮かべる相手に声を掛けられると｢んー……1回放棄したから今は分からない、けど…多分、空いてると思う。｣と答えて。自身を怖がらせない様にと配慮してかゆっくりと部屋の中に踏み入り、視線を合わせる為に片膝を立てしゃがんだ相手の名乗りを聞き、それから問われると自身も名乗り。握手を求め差し出された相手の手の指先、鋭く尖った爪に恐れる事も無く、人形を抱えていない方の手で相手の差し出された手を取り乍も頭上の獣耳を見た時から疑問に思っていたらしい事を小首を傾げ乍も問い掛けてみて。)
…ボクは、レイ。レイ・アナスタシア・フィーナ。ジェイドさんはオオカミさん？



いえいえ、こちらこそお勧めして頂きありがとうございます。
わわっ、今からもうワクワクして頂けるなんて嬉しいです…！
人間なのに8歳で人間らしい感性が少し欠如してる子なので、興味を持てば積極的に捕食を勧めると思うので捕食して貰える様頑張っていきたいですね。
分かりました。こちらこそ、自由気ままで気紛れ屋なレイを宜しくお願いします。