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＞レイ(>>12)

放棄？――ハハ！俺は心配だなあ、坊主。此処ではたくさん食べて、元気でいる事。それが、お前の仕事だ（問い掛けに答えられ、然し紡がられた貴方の言葉は、曖昧で気掛かりな内容で、目を丸くし首を傾げた後、思わず弾かれたように快活に笑った。大きな手で貴方の頭をわしわしと撫でれば手を離し、じぃと目を見詰めて大事な事柄を告げる。其れは子供を躾る親のようでもあり、獲物を肥え太らせる捕食者のようでもあった。飢餓や栄養失調から命を落とす事もある。痩せ躯寄りのジェイドがどの口で言うのか、だが。「そうか、レイというのか。…正解、ワーウルフだ。んー…そうだな、俺もお前も、この部屋も、全部が現実だ」貴方の名を頷きながら反芻し、心に刻む。彼は獣耳に興味を示しているようだが、握り返された手の柔らかな感触に心が和んで。触れた体温は暖かい。其れにより、此処は夢なんかじゃなくて現実を思わせる。ならば此の爪も耳も尻尾も本物で）

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儚く切ない、より耽美な捕食メリバになりそうです。又、時折目指すように展開の提案をさせて頂こうかと思います。
此れから何卒、宜しくお願い致しますね！