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Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.150 )
日時: 2025/05/10 12:13
名前: ウィリアム・ロックウッド (ID: hoeZ6M68)

>>149

ご対応ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

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「ああ、よかった……何事ですか?」
 手紙を持つマリーシュカの様子に無事を確認し、どことなくいつもよりも警戒している様子である彼女を見やる。書面に目を落としたその様子から張りつめた緊張が少し緩んだように思えてこちらも差し出された文面を手に取って覗き込むことにした。
「それで、どんな無茶ぶりが…………」
 書かれていることを理解すれば、思わず沈黙が口をふさぐ。遠慮がちなマリーシュカの問いかけもとどめにやってくる。
 まさかこんなところでそんな話になるとは思わなかった。
「ソウデスネ……ええっと、何度か女性とお付き合いをしたことがあるので、経験は、ありますが……」
 お付き合い、と言っても家同士の約束事で会ったり、旅先でのちょっとした出会いで会ったり。短く浅い関係上、いい雰囲気になりはするが深い付き合いはなかった。それこそ、恋人同士でも恥じらうような深い口付けをかわしたのは何を隠そうレンブラントであるが、以前の彼女の様子からあの悪魔とはそれほど深い関係にいるわけではなさそうだったこともあり、名前は出さないことにした。
「しかし、僕はいいとしても……あなたは、その、女性ですし」
 男女に差があるわけではないし、マリーシュカの美しさを見れば自分よりも多くの経験をしているようにも思えるが。流石に恥じらいを感じてあまり彼女の紫色の瞳を見ることができなかった。