大人なりきり掲示板
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.205 )
- 日時: 2025/05/17 14:26
- 名前: ウィリアム・ロックウッド (ID: hoeZ6M68)
>>204
>レナード
「そうですね、お付き合頂きとても感謝しています」
人間で言えばペットの犬に強請られて散歩をしているような気分なのだろうか。自分という食料に引きずられているレナードの姿を想像し、笑みを浮かべて感謝を伝える。
ぐるりと外で見渡せばすべてのスケール感が桁違いであることが分かる。ここが人間の世界ではないということは、幼い感性では喜びを持って迎えられただろうが、ウィリアムにとっては一抹の恐怖を感じてしまう。しかし、それ以上に壮大な夜空と屋敷の姿に、美しさも覚えるだろう。
「簡単に信用しているわけじゃありませんよ。あなたにしてもマリーシュカさんにしても、話をして信じられると思ったからこうやって声をかけているんです」
そんなにも自分は無防備に見えるのだろうか、念のために自身の判断能力は衰えていないことをアピールし、走り回ってこいとでもいうような言葉にぱっと表情が明るくなる。
「では行ってきます! ここに来てから足がなまって仕方がなかったので、また外で土を踏みしめられるのだと思うと嬉しくて仕方がなくって……」
その興奮はウィリアムの不用心さに拍車をかけ、機嫌よく歩き出すと止まることはない。周囲を眺めながらゆっくりとではあるが着実にレナードとの距離は離れていく。
PR