大人なりきり掲示板

Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.215 )
日時: 2025/05/20 00:56
名前: ウィリアム・ロックウッド (ID: hoeZ6M68)

>>214

>レナード 〆

「はい、あなたの期待に応えてみせます」
 初めてできた読者にウィリアムは自信をもって頷く。正直なことを言うと、本当にレナードの期待を越えられるかどうかは不安だったが、それ以上に胸が高鳴っているのも事実であった。
 もう少し話をしたいとも思ったが、彼の気分は変わってしまったらしい。帰るという言葉に返事をしつつ、屋敷の中をめぐるのだろうかと見上げていると、唐突に体を襲う衝撃、間の抜けた声が肺からはじき出されると同時にいつの間にか目線はぐんぐん登っていき、無事に部屋へと届けられる。
「す、すごい……ですね」
 ここを降りたときもそうだが、戻る時も唐突であり、余りにも興味深かった。衝撃に幾分かぼんやりとしていれば、レナードはさっさとその翼をもって飛び去って行く。
「あ、ありがとうございました! また仕上がれば手紙をお届けします!」
 窓に駆け寄り、慌ててあげた声は聞こえただろうか。しばらく、見慣れた闇夜や月を見上げ、忠告通りに戸締りを済ませた。
 この満足感を抱いたまま眠ってもよかったが、ウィリアムは自然と万年筆を手に取っていた。勢いに任せてペンを滑らせ、疲れに身を任せて眠りに落ちるまで、あと少しは時間がかかるだろう。

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マリーシュカさん、こんばんは。あなたの助言もあり、ようやくレナードさんに初日のお礼が言えました。そして私の初めての読者にもなってもらえるとは……あなたにも感謝を伝えなければなりません。
しかしこれからが正念場です、話を気に入ってもらえるよう努力していきます。

byウィリアム・ロックウッド

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ご対応ありがとうございました。
良ければ続きとして、ギレルモさんとの邂逅に進めていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

byパステル