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Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.238 )
日時: 2025/05/26 00:10
名前: ウィリアム・ロックウッド (ID: hoeZ6M68)

>>236

>ギレルモ

 ダンピール。予想が的中したことに嬉しさは感じられず、ここに来てしまった自身の選択への後悔が滲む。
 しかし、それ以上に彼、ギレルモの口から聞く話はウィリアムが経験したものや他の住人たちから聞くものとはまた違うものであり、興味がそそられるのも確かであった。
「ギレルモさん、ですね。先ほども言いましたが、私はウィリアムと申します。ネズミではありませんよ」
 握手の手は差し出したままだったが、ウィリアムもそのことについては忘れてしまったようだった。ギレルモが自分自身のことを語りたがらないようであればまた困難な交渉と痛みに耐えなければならなかっただろうが、そうでもないらしいことをその言動から読み取る。
「……他の方も食事をすることは知っていましたが、あなたのように飢えに苦しんでいる方がいるとは。普段の食事は使い魔が用意したりするのでしょう? ここには持ってきてくれないんですか?」
 そういえば、ここの住人、人間以外の彼らが食事をしているところを見たことがない。それもそのはず、食料となるのは人間であり、ウィリアムは今のところ自分以外の人間とこの屋敷で顔を合わせたことがないのだから。しかし、彼らが我を忘れてウィリアムに襲い掛かってくることはない。味見と称して血や涙を少量摂取したのみだ。
 今になって疑問が沸き出てくる。首を傾げつつ、じっとギレルモに目線を向けた。

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承知いたしました。弾かれることもあるようなのでその際にはこちらも対応したします。
byパステル