大人なりきり掲示板
- Re: 【 指名制 / 3L 】耽溺のグランギニョル【 人外提供 】 ( No.318 )
- 日時: 2025/12/17 00:16
- 名前: ウィリアム・ロックウッド (ID: hoeZ6M68)
>>315
>ラザロ イベント
「本当ですか? 幸い色はついていないのでシミが目立つことはないと思いますが……」
心配そうに顔を見上げ、濡れてしまった服を眺める。本人が気にしていないにしても自分が気になるところは軽くハンカチを当てて拭き取っておいた。これも焼け石に水程度だろうが、あとはあの使い魔たちがいいようにしてくれるだろう。
「ありがとうございます。私が住んでいたところでは昔から親しまれていた飲み物でしたが、こういう容器に入っているのは初めて見る……」
慎重な手つきで扱われた瓶を礼を言いながら受け取る。冷たいガラスの感触に興味をひかれ眺めていると、普段では聞きようもない、ガラスを歯で噛み砕く音が響く。吐き出す様子もないということは飲み込んだか。
ここにいたら常識の中で怠惰に死ぬことはないだろうと改めて考えながら、冷たいラムネを一口飲み込んだ。予想以上に強い炭酸に驚くが、甘酸っぱさに相まった刺激は悪くないものだ。
大きな手で頭を撫でられると遥か昔、兄弟と散々走り回った後に母がくれたレモネードがぼんやりと思い起こされた。似ても似つかない味ではあるがどことなく懐かしさを覚える。くすぐったいような記憶を手繰り寄せながら、次、という言葉に従い再び目線をあげた。
「……あれは何でしょうか、行ってみましょう」
指を差した屋台はウィリアムも見覚えのないものだった。不思議に思えばその足で歩き、その目で見ればよいのだ。先ほどの失敗も忘れた様子で立ち上がると、自然にラザロの腕へと手を伸ばす。幼い弟が兄へと催促をするように、未知のものへの好奇心をいっぱいに讃えた目を向ける。
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