>ウィリアム(>>42)
この俺が期待してあげてるんだから、簡単に他の奴に喰われて失望させないでよね。
(光栄なこと。それは、尊大な怪物の機嫌を持ち上げるに最適な言葉だった。喰う喰わないの剣呑な会話の間に、異様な光景とどこか生臭い湿り気を帯びた空気。不思議とそれを不快に思わず久し振りに愉しいと思い始めているのだと言い終えてから気付き、後ろへ捻っていた首を前方の扉へと戻して。「 もちろん。けど……食欲旺盛な頭の弱いヤツや理性や知能を持たず対話の出来ないバケモノも徘徊してる。空腹時の怪物に遭遇したらそれはまぁ運が悪い、だね。それから此れ(招待状)によって近いうちにどっかの怪物が訪れに来てくれるだろうから。誰の部屋に飛ばされたのかはお楽しみ。 」問い掛けには答えると、貴方の血液が付着していた指先で触れ手紙を認め、勝手気侭な野放図は手中の招待状を弾き、コイントスの要領で手中から虚空へと手放せば一瞬だけ明滅した黒い光に吸い込まれるように招待状は綺麗さっぱり姿を消していて。ひらひらと手を振りながら無茶苦茶な置き土産を言い残し、空腹時に喰いに来る怪物やランダムに選ばれる怪物には自分も含まれているとは言葉にしないまま扉を開いて。もし背後から声が上がったとして、それが不平不満の類なら気紛れな怪物は振り返ることなく廊下の奥へと消えるだろう。)
***
――交流中にすまないね。私はレオニダス、今回の案内役だ。
君の方から追加で発言・描写しておきたいことが特になければ、初回交流はこれにて〆となる。何か伝え残しがあれば遠慮は無用なのだよ。
初回の〆も秒読みということで君に相談なのだが、もし屋敷での暮らしを続けたいと君が望んでくれるのであれば、次回指名を初期から名前を記載してくれていたレンブラントで如何だろうか。その時点で君の本登録は成立し、特殊キャラの3名についても自由に指名が可能となる。PFについても、変更や追記があれば修正版を頂戴できるだろうか。今後もPFの加筆は勿論自由に行ってくれて問題ない。
レナード……、彼の笑った顔など同居人である私すら久しく見ていなかった。有意義な交流が出来たのも全て君のお陰だ、とても楽しかったよ。ありがとう。