>>254「生徒だからって君があまりにも無防備だから灸を据えただけだよ」 鏡夜は首に顔を埋めてキスをし片手でスマホを出す。「次の体育の授業、他の教師に任せるから君はここにいなよ」 教師を脅しておこうと思いながら言って。>>255「ん……甘いね」 燈真もシナモンのチュロスを食べ終えると、柚月の口の端に残っていた砂糖を舐めとりクスッと笑う。周りにいる人たちはそれを見て顔を赤くしていた。