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「有難う御座います。」
席が引かれたのを見たら、ぺこりと頭を下げ。
メニューの写真を見れば、クリームシチューの海にラッコを模した食材が浮かばせてあり、目に着いた其れといつもは手軽なパスタを頼んだりしているのだが、自分らしく好きなものをとサイコロステーキを此れくらいのサイズならと肉系で付け合わせ、デザートには海月を模したグミが入っているソーダゼリーを頼み。あとは運ばれて来るのを待つだけで。
「何れも凝ってるね。アタシは此れにしよっ。赤藤さんは？」