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>>317
「……」
　水城は玲の表情を見て手を止めて少し黙った。
「玲ちゃんは家の人にたくさん守られてきたから、あまり知らないかもね。男は基本、女の涙には弱いけど、女が泣いてる姿を見て喜ぶ時もあるんだよ」
　姿勢をそのままに優しく頬にキスをする。
「その一面ってね、ヤクザ者なら特に強く現れると思うんだ。たとえば……僕みたいな、ね？」
　水城はそういうとズボンのファスナーをおろし下着ごとバイブを掴んで奥に押し入れた。

　こちらこそです！

>>318
「あー……そうだね、貰おうかな」
　周りに視線を向け、少し気恥ずかしくなりながらも微笑んで頼んだ。