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Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.1 )
日時: 2025/10/15 23:19
名前: 極彩の魔女 (ID: s26dq553)



 とある絶海の孤島、極めて人口の少ない閉鎖的な独立国家でのお話。
 王宮では8人もの子宝に恵まれ、それも全員が男児であった。
 跡目争いが懸念される中、それをよそに衝撃的な事件が幕を上げる。
 悪名高き【 極彩の魔女 】が戯れに島へ訪れ、全ての歯車を狂わせてしまった。

 現国王は極彩の魔女に篭絡され、実質的な権限は全て魔女の手中にある。
 それを良しとしない皇子たちは魔女に戦いを挑み、魔女は喜び勇んで受け入れた。

>「 魔女が創り出す姫≠フ心を射止め、結婚式で愛を誓うキスを交わす事 」


 それが皇子たちの勝利条件。
 タイムリミットは魔女が飽きるまで。
 砂時計は逆さまに、残された時間は刻一刻と零れ落ちてゆく。
 もし、もしも失敗すれば__国王も、皇子も、永遠に魔女の玩具に成り果てるだろう。