大人なりきり掲示板
- Re: 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた_指名式、BNL ( No.59 )
- 日時: 2025/11/13 06:21
- 名前: ロメロ/第二皇子 (ID: s/RKTKvj)
>>リンデン姫( >>58)
(豪奢なインテリアに囲まれても、今日の出来事を思えば虚しさが絶えない。午前中に行われた遠方の式典で、完璧な振舞と完璧なスピーチを披露した唯一の兄に向けられる喝采と、民からの熱烈な眼差し。それを兄の後ろに控えながら見ていた時の形容しがたい感情がもやりと首を擡げるようで、静けさの中に溜息を落としてベッドから起き上がる。とうに脱ぎ捨てた礼装には目もくれず、ロココ調のアビ・ア・ラ・フランセーズをラフに着こなして息抜きにと庭園へ向かう。既に夕暮れ時も過ぎた頃、さすがに庶民の姿もまばらな庭園の一角に佇む女性の姿を捉えては、口角に薄い笑みが乗る。それは紛れもなく、唯一の兄が医務室にて何やら懇ろな雰囲気を出していた相手で、肉食獣のように物音もなく背後へ迫り「 ひーめ。もうすぐ完全に日が落ちるよ、君みたいな美人は早く帰らなきゃ。じゃないと君を見初めた悪魔に攫われてしまうよ。 」軽くはない、けれど絡みつくような重さもない、色めいた不思議な重さを含む声色で声掛けを。大きくも小さくもない声量に滲み出るのは上品さか気怠さか判別がつかず、いつの間にか肩を並べる位置に陣取り「 ほら、逢魔が時って言うでしょ?お困り事なら手を貸すよ。 」髪をあの時より違い、ハーフアップにしている事でどうしようもなくそそられる、彼女が兄のお気に入りならば尚のこと興味を惹かれないわけがなく。下心を巧妙に隠し伏し目がちな微笑みを向けて)
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先出し文に感謝致します、お洒落に精を出すリンデン姫の舞台裏が可愛くて、ジークにも見せてやりたい思いでいっぱいでございます…!では早速ロメロとのひと時を開幕させて頂きますが、何か御座いましたらいつでもお声掛けくださいませー!
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