大人なりきり掲示板
- 腐猫丸さんと文ストでいちいち!
- 日時: 2018/06/19 18:41
- 名前: 刹那 (ID: DNCcZWoc)
題名通りです!
文ストのポオ乱で一対一をします!
誹謗中傷も行わないでくださいっ
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- Re: 腐猫丸さんと文ストでいちいち! ( No.1 )
- 日時: 2018/06/20 00:49
- 名前: 刹那 (ID: DNCcZWoc)
乱歩「やぁやぁ、ポオ君!来てあげたよっ、さぁ、新しい小説を見せて呉よ!」
新しい小説が執筆できたと連絡が来たため、乱歩はポオ宅に態々足を運んでインターホンを鳴らすも(又は元気よく大きな音をたてながらノックして)ポオからの返事が帰ってくる前にドアを開けて無遠慮にずかずかと足を踏み入れる。入っていきポオの姿を視界に捉えると丁度暇だったから今回は来たから善かったけど僕だって忙しいんだから毎回は来れないし、次からはポオ君の方から届けに来てよね~と云いながらソファに座った。“まぁ、今日は試しに用があって来たんだけれどね”と心のなかで呟く。
部屋に入った一声に前半をテンション高めに高らかに云いソファに座れば、笑顔を浮かべ両手を差し伸べて上記を云った。
取り敢えず開始文置いときます。
- Re: 腐猫丸さんと文ストでいちいち! ( No.2 )
- 日時: 2018/06/23 00:29
- 名前: 腐猫丸 (ID: RGtt012g)
ポオ「_!!???へっ、えっ、あ、らっ乱歩君…今出_ うわぁ!?」
インターホンと間髪入れずに叩かれる扉の音に飛び上がった(比喩じゃない)後、慌てて腰掛けていたソファから立ち上がり玄関へ向かおうとした中途、何時の間にかカールが倒したらしい不採用にした原稿の山に足を取られ引っ繰り返ってしまった。結局出迎える必要なく閉め忘れていた玄関ドアを開け、乱歩君は不用心に我輩の居るリビングへ入り込み、これまた不用心につい先刻迄我輩が座っていたソファに腰を下ろした。序に云っておくと、上記の流れはたった一分有るか無いかの時間で起こった内容である。
「えっと……お早うである…乱歩君」
今日も元気で突風の様な彼のスピードに追い付けず、混乱反面恥ずかしさ反面、我輩は朝の挨拶を口にし、はにかんだ。
取り敢えずやってみました……何分初めてのキャラなので可也拙いですが…(´;ω;`)
- Re: 腐猫丸さんと文ストでいちいち! ( No.3 )
- 日時: 2018/06/24 09:32
- 名前: 刹那 (ID: DNCcZWoc)
乱歩「うん、おはよう。それにしても、不用心だなぁ鍵くらい掛けた方がいいよ。…ねぇ、何時まで其処に居るつもりなの?」
彼が挨拶するものだから一応僕も挨拶しておいた。
鍵が掛かっていなかった為ドアを開けて侵入した乱歩は、出迎えようとしてくれたのだろうがひっくり返った後の様な姿をした彼を見兼ねてそのままにしてソファに腰掛けて、何時もなら“僕が来るんだから鍵開けておいてよね”と言うだろうが、大方僕が来るため入れるようにしていたわけでは無くて、唯閉め忘れていただけだろうと推理して(察して)注意するが、さも当然かのように自分の家のように寛ぎ始めて、何時までも床に座ったままのポオを若干呆れ気味に来るまで一々待つことが出来ずに差し伸べていた両手をおろし、ふと机の上の隅に積まれていた原稿の山を眺め勝手に漁りだした。
漁っている途中ちらほら普段ポオ君が書くようなものとは違い、変わっている原稿が混じっていたのを見掛けたが取り敢えずお目当ての小説を探すべく黙っておこう。
ポオ君、めっちゃ良いじゃないですかぁ!すごいですっ
- Re: 腐猫丸さんと文ストでいちいち! ( No.4 )
- 日時: 2018/06/24 23:02
- 名前: 腐猫丸 (ID: RGtt012g)
ポオ「あ、新作は此方である乱歩君」
屹度家に来たら直ぐに読みたがるだろうと別に置いてあった紙束を彼に差し出した。其れを受け取った乱歩君は少し偉そうに礼を言い、直ぐ様読み始めた。
我輩は台所へ行ってカップに紅茶を淹れ、昨夜作っておいたケーキをお皿に盛り、其れ等を持ってリビングに戻った。勿論乱歩君を饗す為だが、少しだけ、ほんの少しだけ、彼に好かれたいという下心があった。乱歩君はお菓子等の甘味が好きだし、誰だって他人によくされたら快く思うものだ。我輩は乱歩君に好かれたかった。仮令其れが恋人へ向けるような好意でなくとも。
「乱歩君。紅茶とケーキである。良かったら食べて」
そんな下心なんてお首にも出さないで(というより一切見えないように細心の注意を払って)コトリと机にカップとお皿を置いた。
- Re: 腐猫丸さんと文ストでいちいち! ( No.5 )
- 日時: 2018/06/24 23:47
- 名前: 刹那 (ID: DNCcZWoc)
乱歩「なんだ、そっちか…どうもっ。」
差し出された紙束を受けとり、早速読み始める。
読んでいる最中、台所へと向かった彼を気にせずに読んでいた所にもてなしの物を持って戻ってきて机に置かれると、じーっと彼を暫く見詰めていたがお菓子に釘付けになる。
「へぇ、気が利くじゃあないか。有難う。」
そう言うと、直ぐ様ケーキを食べ始める。美味しいよっ、と笑顔を浮かべながら黙々と食べ進めると、最後に紅茶を小さく音をたてながら啜った。
饗応して、満足そうにしていたがふと冷静な顔付きになりこう云った。
「ねぇ、君は僕のこと好敵手以外でどう思ってたりする?嗚呼、隠そうなんて僕には無駄だからね。僕は君の口から答が聴きたい、正直に云ってみせてよ。」
なんて、少し踏み込んだ質問をしてみる。顔をずいっと近付け前髪で隠れた彼の目を見るように覗き込んで問い掛ける。
- Re: 腐猫丸さんと文ストでいちいち! ( No.6 )
- 日時: 2018/06/25 00:40
- 名前: 腐猫丸 (ID: RGtt012g)
我輩の出したケーキと紅茶を、乱歩君は喜んで食べてくれた。美味しいよっ、と笑顔を向けてくれた時は嬉しくて堪らなかった。どんどん減ってゆくケーキを見て喜びを噛み締めた。
乱歩君に我輩のお菓子を振る舞うのは勇気が必要だったけれど、作って良かった。あんなに喜んだ顔を見られるとは思わなかったである。
次の来訪には何を作ろうかと思案している最中、ふと乱歩君が静止した。横顔を覗き込むとなんだか真剣な顔つき。溢れそうな程の喜びは一斉に引いていき、代わりに不安が雪崩の様に押し寄せた。
何か拙いことをしただろうか?小説に不備があったのだろうか?乱歩君の考えていることは我輩の頭でも追いつくことは容易ではない。
「ら、乱歩く……」
今にも押し流されそうな不安に耐えかね、我輩は乱歩君に声をかけようとした。しかし、其の声を遮るように彼の言葉が被さる。
「…………え、」
其の言葉は、少々理解するのに時間が掛かってしまった。日本語はもう十分理解している筈だった。しかし、其の言葉は、少々理解し難かった。
そして、理解した後、我輩の中の言葉の一切が消え去った。衝撃のあまりに言葉が出てこなかった。
眼前の乱歩君。普段はせっかちで突風のようなのに、今の彼はとても静かだ。静かに、我輩の言葉を待っていた。
「わ……我輩は…………乱歩君が…」
____好きである。
最後の言葉は、聞こえただろうか。恥ずかしさのあまりに、蚊の鳴くような声となってしまったが。
我輩は怖ず怖ずと、ゆっくりと、視線を上げた。
- Re: 腐猫丸さんと文ストでいちいち! ( No.7 )
- 日時: 2018/06/25 20:08
- 名前: 刹那 (ID: DNCcZWoc)
僕は彼の言葉を普段から小さい彼の声をより一層聞き逃さないように静かに耳を澄まして待った。待って、やっと聞けた___好き、の言葉。要注意して聞いて聞き取ったその言葉を聞いたとき、ほんのすこし密に目を見開いた。聞き間違いでは無いだろうと思った。
僕は意地悪にも、聞こえなかったなぁもう一度大きな声で云ってくれないと聞こえないよっ!又は莫迦じゃないのと云おうと思ったのだが口を突いて出た言葉はこうだった。
乱歩「……へ、へぇ、そっか。でも、それって友人として何だろう?」
一応確認する。らしくもなく不安でいっぱいできっと今の僕の顔は情けないのだろうと思う。だけど、彼の言葉から好きの言葉が聞けたことと上記の彼に問い掛けた質問に恥ずかしさが込み上げてきて、上目遣いで見上げていたが視線をあげた彼と目が合いそうになって咄嗟に俯く。然し、散切りの髪から覗く耳が赤く染まっていた。
普段なら飄々としていただろうが、自分が包み隠さず正直に、と云ったものの本当に云ってくれるとは思っていなかったが為に、彼にとっては予想外な反応を示してしまった。
慌てて、威勢を正し油断させてちょいちょい、と手招きをして更に此方_僕の方へと近寄らせ、少し屈んで呉よ。と云い質問の答を聞く前に不意打ちで椅子から完全に立ち上がり机から離れて彼に届くよう身長差を埋めるようにポオの両肩をぎゅっと掴み背伸びをしてキスをする。
乱歩「友人として、じゃないならさ…此ぐらいは堂々と大胆に出来るようになったら、君の事考えてあげてもいいよ。」
唇を離した時には既に紅潮していた箇所も醒め、飄々とした何時もの表情に戻っていた。ふふっと綺麗な三日月の様な笑みを浮かべて、スッと足はやに玄関に向かって「ごめん、お邪魔したねっ!」と云って、まさに突風の様に出ていった。
僕はいつの間にか嬉しさ故にか、口元が緩んでいた。
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