大人なりきり掲示板

【半指名制】 獏は記憶を噛む 【募集中】
日時: 2021/03/10 09:06
名前: 水 ◆MghvAhs8.A (ID: lgNgJHs5)

 ある世界には、トラウマや悪い記憶を食べてくれる絞獏(こうみゃく)という種族がいました。
 外見は人間と同じような生物ですが、彼らは他人のトラウマに干渉する特別な力を持っていました。

 それゆえに、絞獏は崇められていたのですが

「君の一番のトラウマ、ここで再現して見せたらどうなるだろうね?」

 決して良い絞獏ばかりではありませんでした。

 ある日あなたは、絞獏たちの住む広い屋敷に「掃除屋」として雇われることになりました。

 絞獏が人間にとって悪であるかを調査する、政府からのスパイとして。

 ――――

 今回は半指名生でいきたいと思います。半指名制は私が勝手に作った造語です。

 一人指名キャラを選んでいただきますが、キャラクター全員が登場するものになっております。
 キャラクターたちは男女関係なく、主人公に関心を持って近づいてきます。
 ただし恋愛面以外での興味関心になりますのでBLやGLにはなりません。物語上で主人公に興味を持つ感じですかね。

 キャラクターで苦手な性格の子がいる、と思った場合は参加用紙に書いてください。出さないようにします!



 また後ほど様子を見て、女性キャラクターでの参加を受け付ける場合がございます。その際はスレッドタイトルに追記とお知らせをします。
 女性キャラクターで参加したい方々はそのときによろしくお願いします!

Page:1 2



Re: 【半指名制】獏は記憶を噛む  【準備中】 ( No.1 )
日時: 2021/03/10 09:06
名前: 水 ◆MghvAhs8.A (ID: lgNgJHs5)

■絞獏(こうみゃく)

 姿形や体の構造は人と同じだが、獏のように人の悪録(トラウマや悪い記憶)を食べて忘れさせることができる特殊な力を持つ異人。その代わりに副作用として、記憶を食べた者の寿命が削れてしまう。
 二つの屋敷(本館と別館)に住んでおり、年齢は様々で子供の絞獏は普通に学校に通っている。

 トラウマや悪い記憶だけでなく、普通の記憶や思い出も食らうことができる。また相手にトラウマを思い出させることもでき、トラウマの中にある人物に変装でき、幻術で周りを再現することもできる。

(大切な人を奪われた記憶があったとしたら絞獏は、その大切な人を奪った仇の人物に変身することができる。奪われたその場所や部屋を幻術で完全に再現できる。痛みやニオイなどまでも再現可能。)

 トラウマや負の記憶を消し去ってくれることから人間の間では救済者的に崇められている。頻繁に人間が絞獏を訪ねて屋敷に来る。
 しかしトラウマをわざと思い出させたり再現して人間を苦しめる悪い絞獏もおり、副作用で寿命が奪われることから、人間の政府が掃除屋というスパイを絞獏たちの住む屋敷に潜入させている。
 絞獏の能力の副作用で寿命が急激に減る者も多く、遺族の任意で屋敷の別館で遺体を焼却することもある。

 人間と同じく性格によって、良い絞獏と悪い絞獏がいる。悪い絞獏は人間に害を及ぼすこともあるが、絞獏たち同士で隠蔽しているため表に上がってこない。
 また絞獏の力は同族である絞獏にも使うことができる。

 絞獏と血の契約を交わせば人間も絞獏になることはできる。ただし絞獏の血筋は薄く、能力も弱くなる。
 人間が絞獏になる際には名前を失い忘れ、契約を交わす相手の絞獏が新しい名前をつける。契約の副作用として、人間だった頃の何かしらの記憶を失うことがある。
 契約と言っても主従関係はない。


■掃除屋  参加者様のキャラクター

 絞獏たちの屋敷の清掃員としてやとわれた人間。広大な屋敷を一人で清掃し、料理や家事などを任される。

 「絞獏が作為的に人間を殺していないか」、「人間に害を及ぼしていないか」を調査するスパイとして政府から送り出された。
 目的は、絞獏の調査であるが絞獏のガードが固く、なかなか怪しい情報は得られていない。
 屋敷の絞獏たちからは召使いのように扱われることもあり、地位は低い。


■絞獏の屋敷 本館

 絞獏たちが主に住んでいる広大な洋風の屋敷。いくつも部屋があり、エレベーターがついている。
 別館と違い、比較的に安全な絞獏たちが住んでいる。だからといって危険度が100%ないというわけではないので警戒は必要。


■絞獏の屋敷 別館

 本館から車で四十分程度の林にある屋敷。こちらも本館同様にかなり広大で、こちらでは絞獏の一人が清掃員の役割をしている。
 本館と違い、どちらかといえば危険な絞獏が住んでいる。実は元々、皆が本館に住んでいたが掃除屋の人間を雇う際に、危険な絞獏たちは別館へ移動させられている。
 人間立入禁止区域となっており、掃除屋の主人公は、ごくまれに仕事でここを訪れるのみ。
 能力の副作用で亡くなった者たちを遺族の任意で焼却する焼却炉がある。


・注意
 荒しはやめてください。
 NL.GLのみ可能。
 オリジナルキャラクターのみ。
 全てのキャラクターが出てきます。苦手なキャラがいた場合は申告をお願いします。

Re: 【半指名制】獏は記憶を噛む  【準備中】 ( No.2 )
日時: 2021/03/10 09:49
名前: 水 ◆MghvAhs8.A (ID: lgNgJHs5)

■屋敷 本館組


東間 鏡(あずま きょう) 男

 黒髪に赤い目、長身でガタイがよく少々威圧感がある。

 高慢で態度がでかい。威圧的で反抗してくる者は力づくでねじ伏せる。自己中心的ではあるが、一応は絞獏のためになる考えを持っていたりもする。
 人間を下に見ており、清掃員をいびることがある。基本的に自分に利となることしかせず、自分に悪影響のあるものは排除したがる。

 鏡蚊帳を人間から絞獏にしたが、それは帳自身が望んだことではなく鏡が勝手に無理矢理契約を結んだもの。契約と言っても主従関係はなく、また彼自身も帳を特別視しているわけでもない。単純に都合のいい召使いが欲しかっただけである。
 
「お前、邪魔」
「勝手に危険物扱いされちゃ、たまったもんじゃねぇよ。なァ、帳?」
「オイ清掃員。ホコリ残ってんぞー、舐めて綺麗にしろよ」
「リスク知ってて記憶消せって望んでんのは人間共の方だ。お前らに俺たちを責める権利はねえよ」


鏡蚊 帳(きょうもん とばり) 女

 肩までの白髪に緑の瞳、身長は平均程度で胸は小さい。
 真面目で大人しい。言われたことは全てこなし、決して反抗しない。しかし絞獏の能力である記憶の摘出には副作用もあるため少し反対気味である。

 元々は人間だったのだが、東間鏡によって絞獏にされてしまった人物。その時には名前を奪われ、代わりに「鏡蚊帳」という名前を与えられた。
 絞獏たちの屋敷事情の蚊帳の外、という意味を持ってつけられた名前であり、帳は絞獏でありながら余所者として扱われている。
 学校に通いながら、絞獏たちの召使いや雑用係のようにして屋敷を駆け回っている。主人公の掃除屋が雇われる前まで、屋敷の家事を担っていた人物。

「あなたの痛みの過去を私が食べることで、あなたは過去から解放されます。でも、代わりに寿命が削られてしまうのは、考えどころですが……」
「ふふっ、掃除屋さんとお話するときが一番楽しいです」
「ち、違います! 絞獏たちは皆が決して人を殺すために悪録を食べているわけではないんですっ。それだけは、分かってくださいっ」
「人間だった頃に好きだった人がいたのですが……絞獏になって以来記憶がなくなってしまって……」


真島 慎一(まじま しんいち) 男

 藍色の髪に黒い目、長身で顔が整っておりスーツの似合う男の人。

 冷静沈着で冷淡。掃除屋のことを下に見ている絞獏のうちの一人。しかし人間に害意はなく、人間が望むなら悪録の摘出をする。しかし人と深く関わろうとせず、一定の距離を保つ。

 屋敷では風紀管理者のような立ち位置におり、何か絞獏に不利益なことが起こりそうならすぐに排除しに動く。
 一人でいるのが好きで、暇なときは庭で一人読書をしている。

「掃除屋ごときが出しゃばっていいことではありませんよ」
「僕らは人間の苦を解消しているだけなのですから」
「僕は人間が悪録の摘出を求めるなら応えるだけです。それ以上のことは何もしない。命を守ることも、恋愛をすることも。僕は彼らの用心棒でも恋人でもないんですから」
「人間が何かこそこそと嗅ぎつけていると思ったら、貴方でしたか……これ以上家を荒らされないように、駆除しないといけませんね」


静謐 夜人(せいひつ やと) 男

 金髪に緑の目。身長は平均程度で、いつも目を閉じている糸目の男。

 言葉が冷たくはあり口撃をしてくるが、特に危害は加えない絞獏。人間のことを「無能」と見下しており嘲笑う。
 悪録を食べてやってる側なのに人間の政府は絞獏たちを規制しようとしているのを知っているため、人間を少し嫌っている。

 普段は特に悪行をしない無害な絞獏ではあるが、知人を守るためなら殺すこともいとわない。しかし、その守るための殺傷の責任を、守る相手に押し付けて追い詰めてくる。決してその相手が嫌いなわけではなく、相手の心を傷つける反応を見ることを目的としている。
 守ってくれるには守ってくれる。しかしそれで出た被害を利用して、頼んできた相手を追い詰める。性根は腐っている。

「やあ、こんにちは無能さん」
「僕は、人間の敵ではないよ。だからそんな警戒しないでよ」
「人間が僕らを使いたいと思う限り、僕らは悪録を食い続ける。人間は食べてもらってる側なのに、少し態度がでかすぎるんだよねェ……」
「人間なんて絞獏に比べれば何もできないただの木なんだから、君もしょせん無能だよね」
「この男少し目にガラスの破片を入れただけで、すぐに謝ってきたよ。つまらないね……言っただろう? 君を守るって。この死骸は君の責任だね。君が僕を悪い絞獏にしたんだよ」


相馬 龍御(そうま りゅうご) 男

 茶髪に茶色い目、身長は少し低めだが筋肉が程よくある。両耳にイヤーカフをしており、オシャレな服を着ることが多い。

 明るく元気な絞獏で、ポジティブ思考。いろんな人に手を差し伸べているため人望が厚く、友人も多い。ただ女好きで合コンなどにもよく行く。人望はあるしモテはするが、とにかく女好きだからかマトモに彼と付き合おうとする人はいない。
 絞獏のことなど暗いことについてもしっかりと考えており、なるべく周りが傷つかないように動く。人間には好意的で、たとえ監視のスパイだとしても気にせず仲良くしてくれる。

「よ。一緒に合コン行かね?」
「お前、絞獏を監視してるんだろ? 気づいてるぞ……でさ、監視ついでにナンパ協力してくんない? お前イケメンだし女の子捕まえるのにちょうどいいからさっ、頼む!」
「絞獏から絞獏を守んのもよくあることだ。共食いつーのか、特に森羅には気をつけろ。あいつはどこで何をしてるかわからねぇ」
「んー、ついに俺も好きな女ができちまったわ……んでさ、そいつを好きな奴がもう一人いるんだよな。負けらんねーな」



有凪 鐘(ゆうなぎ しょう) 女

 金髪のショートヘアに赤い目、胸が大きいが胸元の空いた服を着ておりショートパンツをはいている。

 男勝りな人で口調は荒いが面倒見が良く、なにげに心配してくれる。私生活ががさつで普段、部屋にいるときは下着姿なので急に入ってこられると戸惑う。

 絞獏で人間に頼まれれば悪録を食べる。副作用について色々思うところはあるが、本人がいいならそれでいいと思っている。
 掃除屋や帳を馬鹿にしたり荒く使わない絞獏のうちの一人。

「お前、馬鹿なのか」
「人の事心配する前にお前は自分のこと気にしろよ……」
「私がいつお前に呼び捨てしていいと言った。というより何だそのあだ名は。許可してないぞ」
「お前、スパイだろ。何をこそこそ調べてるのかは分からないが、あまり深追いすると危ないぞ。私たちは人間じゃないんだからな」
「くだらん。絞獏が怖いならさっさと駆逐しに来ればいいものを……スパイ一人だけに責任を押し付けるとは……お前を食う気があるなら、もう既に丸ごと食ってるわ」


御倉 五月(みくら さつき) 女

 茶色のボブヘアに緑の目、身長は平均程度で細身だが筋肉はある。ラフな格好をしていることが多い。

 基本的に人当たりがよく付き合いもいいため友人が多く人望もある。相談にも乗ってあげるタイプなので頼られることも多い。

 可愛い女の子が好きな女性で、合コンでは必ず男側として参加する。
 男と張り合うために知り合いに喧嘩を教えてもらって、今では男にも喧嘩で負けない程になっている。

 知り合いが危険な目に遭っているのを見たら必ず助けてくれる。助けるのは女性だけでなく、男の知人が逆ナンで困っているのを助けたりもする。
 絞獏が人間にとって畏怖の対象であることは理解していつつ、人間にも絞獏に危害を加える者がいるため不満を持ってはいる。
 男への恋愛は全く意識していない。女性が好きなのかと言われれば、そうでもないらしい。女性は単純に可愛いから好き、という程度。
 そもそも誰かを友人以上に好きになることがない。

「女の子が可愛くて死にそう」
「アンタには惚れないっすね。私の方が強くてかっこいいんで」
「合コン? 男側に座っていいっスか?」
「そこの男子、私の連れなんですよ。あんま困らせてあげないでもらえますか」
「絞獏が人を傷つけてるのと同じくして人間も絞獏に牙を向いてるんっすけどねー」



茅石 鈴(かやいし りん) 女

 腰までの藍色の髪に青い目、長身でスラッとしている美形な女性。

 冷静でつっけんどんな態度を取る人。対応が刺々しいため、周りからあまり好かれず本人も馴れ馴れしくされるのは嫌う。
 冷たいが頭が堅く真面目ではあるため、マトモな人ではある。軽い気持ちで誘われるのが嫌いで軽い男が嫌う。

 好きな人ができても態度は冷たいままだが、好きな相手がいないところでデレる。本人には本心を口にしない。恋をすると一途で、ナンパされても歯牙にもかけない。

 絞獏ではあるが人間に頼まれても悪録を食べようとしない。他の人に頼めと突き返すが、その本心では諦めて帰ってほしいと思っていることが多い。

「あ、どうも」
「君、私のスカートの中見たでしょ」
「付き合いたい? ……嫌ですけど」
「……私のこと好きなら、私とセックスできるんですか? おふざけで近づかないでもらえますか」
「残念ながら私、彼以外をかっこいいと思ったことないので」
「普段冷たいくせに優しくて、めちゃくちゃ強いしかっこよすぎる! 好きっ、男らしくて好きっ! ……ハッ!? い、いたんですか……嘘です。今のは嘘ですからね」


藤城 雪葉(ふじしろ ゆきは) 女

 銀髪に金色の目、身長は平均程度で胸も普通に大きい。高い服を着ていることが多い。

 いつも上から目線で人を見下した態度を取る。言葉に棘があることが多い。高慢で態度が大きいが、危ない絞獏ではない。
 人を服従させるのが好き。本人も言っているが、サディストではなくただ性格が悪いだけ。
 金持ちで、気に入った者は多額の金を出して懐柔させる。それもあって下僕や召使いが何人もいる。言動や行動から人を振り回すことが多く、人使いが荒い。

「やだなあ、ちょっとからかっただけじゃないですかあ」
「私を服従させようとするなんて癪に障るけど、あなたの顔はタイプなの。二百万であなたを買ってあげるわ」
「ゴミのくせに口出ししないでくれます?」
「あらあ、わたし男の子を弄ぶのが趣味なんですよー」
「恋人? いいえ、コレは私の下僕ですから」
「あら、私はサディストじゃないわよ。ただ他人を見下すのが好きなだけよ。だからってマゾヒストでもないけれど」



縁 三法 (えにし みのり) 女

 肩までの黒髪に黒い目。前髪ぱっつんでメガネをかけている。

 大人しくて静かで真面目な女の子、普段は。大人しい性格から学校ではイジメられることが多く友達も少ない。
 普段のこの性格は二面性のうちの一つで、もう一つは冷酷非道で、表情が無になり冷めた目をする。

 ヤンデレではないが、知人を守る際に過激的な行動を取る、頭の回路が少しおかしい。知人に危害を加えた人間に報復するため、その人の家族などを人質に取る。しかも報復を下す前に事前準備をすぐに完璧にこなし根回しをしている。

 二重人格かと思えるくらい、普段の雰囲気と根の思考が乖離している。ただ二重人格ではなく、性格を状況によって分けているだけでだけで素は過激的な方。行動と思考回路が名前に反している。
 知人が傷つけられたらそれ以上の報復を下す。普段の性格から、守らないといけない女の子と思われることが多いが、裏では一人でも生きていける。

「は、初めまして……あまり私と仲良くしない方がいいですよ。皆に馬鹿にされちゃいますから……」
「掃除屋さん、お手伝いしますよっ」
「……私の知人をバカにしないでくれますか」
「ごめんなさい、手が滑りました。ちなみに水じゃなくて灯油なので、私がマッチを落とせば燃えますよ。あなた」
「なに言ってるんですか。死体が消えれば、殺人の事象なんてなくなるんですよ」
「〇〇さん! ご無事ですかっ。あの不良たちどこかに行ったのでもう大丈夫ですよっ!」
「私を犯すのが脅しになるとでも思ってるんですか。〇〇さんを傷つけるなら貴方のお家がどうなっても知りませんよ……××さん。貴方の彼女さんですよね。ふふ。こちらはもう、手を出す準備は整っていますよ」

Page:1 2



スレッドをトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 4000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。