大人オリジナル小説

Re: あたしの恋はいじめへ発展!?  22話更新 ( No.104 )
日時: 2010/03/15 18:44
名前: クッキー ◆KStvGGAJZg

〜25話〜

昼休み・・・

紀乃 「野中結衣! いい加減にしなさいよ!」

今度は何?

結衣 「また、貴方ですか・・・」

紀乃 「あたしね、隆史くんに結衣をいじめるなって言われたのよ!」

隆史が、あたしのために・・・

紀乃 「何で、雅城がいるのに? あいつだけじゃ足りないわけ?」

それは、こっちの台詞よ!

結衣 「はぁ? 何言ってんの? 佐々木さんが昨日、雅城とデートしてたんでしょ!」

紀乃 「デートじゃないわよ! 何であたしがあんな人と? あたしは、雅城に貴方の誕生日プレゼントを買うための付き添いよ。宝石店に入ったことがないって言われて、嫌だったけど仕方なく一緒に見ただけ。でも、あんなに必死に頼まれたら断れないわよね・・・で、気に入ってくれた? 選んだのは貴方の彼氏だけど、結構いい趣味してるわ。」

佐々木さん、雅城に関心している様子。

嘘・・・ただの付き添いだったの?

結衣 「・・・ごめんなさい。誤解してました。てっきり2人は付き合っているんだと・・・」

紀乃 「で、雅城のことをフッたの!?」

大っ嫌いって言ったら、フッたことになるよね。

結衣 「まぁ・・・そんな感じ。」

紀乃 「だから、今日あんなに落ち込んで・・・あれ、結構、高かったのよ。お小遣いの大半が消えたんじゃない?」

雅城は、あたしのために・・・佐々木さんにも悪いことしちゃったな・・・

結衣 「疑ってごめんなさい。」

紀乃 「謝るのはあたしのほう。あたしが貴方をいじめないことを条件に隆史くんに雅城をいじめて欲しいって頼んじゃったの。」

えっ・・・?

結衣 「何で雅城を・・・?」

紀乃 「だって、昨日あなたが、隆史くんに抱かれてるところ見ちゃって、悔しくて。だって、隆史くんが雅城のことをいじめているところを見れば貴方だって助けたくなるだろうと思ったから。このまま、貴方と隆史くんが仲良くなっていくと思うと・・・本当にごめんね。」


結衣 「あっ、あたし、今から雅城のところに行って来る!」

ごめんね・・・雅城。